10月13日午後10時、惜しまれながら閉幕した大阪・関西万博。
184日間の開催期間で、のべ約2800万人が来場しました。
そんな万博会場では「世界のミャクミャク展」が開催。
世界中のパビリオンスタッフたちが、思い思いに作ったオリジナルカラーのミャクミャクが登場し、賑わいを見せました。
あなたの“推しミャクミャク”は、何ミャクミャクですか?
個性豊かなミャクミャクたちが登場!あなたの推しは…?
10月1日から9日までJR大阪駅前で開催されていた、世界中のパビリオンスタッフがそれぞれの個性や感性を活かしてペイントしたミャクミャクを展示するイベント『世界のミャクミャク展』。

そんなミャクミャクファンにはたまらないイベントが、12日と最終日の13日には、万博会場内に展示を移し、大賑わいを見せていました。
ミャクミャクと言えば赤×青カラーですが、ここではカラフルな色使いでペイントされた、オリジナルカラーのミャクミャクが登場!
ということで、展示されているものの中から、一部をご紹介します。
あなたの推しミャクミャクは…?

まずは世界的デザイナー・コシノジュンコさんが制作したミャクミャク。
顔周りのミャクミャクリングは4体すべて黒色で統一し、それぞれ黄色、青、赤、緑で体をペイントしています。大胆な2色使いのミャクミャクは、目をひきますね!

その隣には、日本館の名誉館長を務めていた藤原紀香さん制作の“紅白ミャクミャク”も展示。
お腹の日の丸国旗も相まって、日本らしさあふれる仕上がりになっています。
さらに、海外パビリオンからも、個性豊かなミャクミャクたちが登場!

ベルギーパビリオンからは、黒×黄×赤の国旗カラーで色づけされたミャクミャクが。
他にも、LGBTQの象徴である6色のレインボーカラーの「プライド・脈」や、ミャクミャクリングにお花が咲いた「サマー・脈」など、色とりどりのミャクミャクたちが素敵ですね。

続いて、アメリカパビリオンからは、赤×白ボーダーのアメリカ国旗をイメージしたミャクミャクや、全身ピンクに、ハート模様が描かれたラブリーなミャクミャクも。

また、イギリスパビリオンからは、6色で丁寧に塗られたミャクミャクが登場。
「いつも心に太陽を」というネーミングには、ほっこりした気持ちになります。

そして、タイパビリオンからは「ムエタイ」ミャクミャクが登場。
頭と両腕、足に布を巻いた、古代ムエタイ風の衣装を着た、タイらしさあふれる仕上がりになっています。

中国パビリオンは、なんとミャクミャクがパンダに変身!
ミャクミャクリングは耳の部分を黒に、その他を笹の緑でペイントした、一目でパンダとわかるデザインの発想が素晴らしいです。
その国ならでは、個性的なミャクミャクを見つけることができて、楽しいですね。

さらに、ポルトガルパビリオンからは、「アンパンマン」と命名されたミャクミャクが。
なぜ、アンパンマンなのかは分かりませんが、茶色系のお顔に、ミャクミャクリングは赤、手は黄色でペイントされています。

オーストリアパビリオンが制作したミャクミャクは…「甲子園球場」!
体を緑と茶色でグラウンドをイメージした色合いで塗られ、ミャクミャクリングは白でベースを表現しているようです。思わず「何で知ってるの!?」とツッコミをいれたくなってしまいます。

また、大阪のシンボル“通天閣”をイメージした「通天ミャク」もいました。
真っ黒なボディーには通天閣が描かれていて、ドット柄のカラフルなミャクミャクリングの色使いにも目を奪われますね。

そして、特徴的な赤白ストライプの派手な衣装に、黒縁メガネもしっかりと再現された、大阪で愛される“くいだおれ太郎”をイメージした「なにわミャクミャク」や…。

2体のたこ焼きミャクミャクも発見!
比べてみると、ミャクミャクリングのたこ焼きの色使いが違っていたり、全身黒塗りに対して、白地に赤青のミャクミャク模様が描かれていたりと、同じテーマでも、作り手によって雰囲気がガラッと変わるところも面白いです。
細部まで凝られた、開催地・大阪らしさあふれるミャクミャクも発見することができました。

『世界のミャクミャク展』を訪れた人たちからは、「ミャクミャク様ファンからしたらパラダイスもんです」「多種多様でおもしろい」「それぞれの個性が光っていてとても素敵」などの声が寄せられ、盛り上がりを見せていました。
あなたの“推し”ミャクミャクは見つかりましたか?