10月13日午後10時、惜しまれながら閉幕した大阪・関西万博。
184日間の開催期間で、のべ約2800万人が来場しました。
大勢の人が詰めかけた最終日は、8時40分に20分前倒しでスタート。
めざましmediaは、そんな「万博最後の1日」を取材しました。
万博に20回ほど通ったという20代女性が撮影した“奇跡の1枚”、青々とライトアップされた夜の水上ショーと、大屋根リングから撮った幻想的な夕日の絶景を紹介します!
万博マニアが撮影!幻想的な水上ショー&大屋根リングの絶景

最終日、お母さんとふたりで訪れていた大阪在住の20代女性いとさんは、近くに住んでいるから1回行ってみようと4月末に初めて万博訪れ、「1回来たらいいかな」くらいの気持ちだったものの「来てみたら思ったより楽しくて」と、思いがけず万博にハマってしまったんだとか。
「知らない国の知らない楽器を弾いたり、民族衣装を着たり」と、貴重な体験ができたところが魅力的だったそうです。

そんないとさんがTシャツの上から着てる服は、ブラジルパビリオンで配られていたというポンチョ。
オレンジを基調としたカラフルなデザインで、特徴的なカタカナフォントの「ブラジル」もかわいらしいですね♪
サプライズで配布されている物だそうで、ゲットできるかは“運”次第なんだとか。

また、お母さんは“ミャクミャクの目”を縫い付けたという、自前の服を見せてくれました。
赤、白、青の丸く切り抜いたフェルトを重ねて、ポケットに縫ったようです。
キョロっとした目の上から、ひょっこり顔を出すミャクミャクのぬいぐるみもマッチしていますね!
「最初は何これって思ってたけど、どんどん可愛く見えてきた」と、今ではすっかり「ミャクラー」のようです♪

万博には約20回、通い詰めたそうで、なんと100以上のパビリオンを回ったといいます!
スタンプ集めにも夢中になりながら「予約なしで行けるところは全部回れた」と楽しそうに話してくれました。
そんな万博マニアの2人に聞いた思い出、第3位は、いのちの未来。
テーマがわかりやすく「身近だけど未来の話」という内容に、のめり込めたのが楽しかったそうです。
第2位は、インドパビリオンのチキンビリヤニ。
これまで食べたことがないようなスパイスが効いたご飯が、クセになる味だったそうです!
そして、第1位は、大屋根リング。
「昼に来ても、夜に来てもきれい!」とのことで、「花火も大屋根リングから見たのが1番きれいだった」と素敵な思い出を話してくれました。
いとさんに、会場で撮った ”奇跡の1枚”を見せてもらうと…

トルクメニスタンパビリオンの屋上レストランから撮った絶景!
夜に行われていた水上ショーがたまたま見えたそうで、青や紫のライトに包まれながら吹き上がる水が、とっても神秘的です。
続いて、思い出1位、大屋根リングからの“奇跡の1枚”も…

大屋根リングに夕日が沈んだ瞬間を捉えた写真。
中央から左、リングのすぐ上の空を見てみると、オレンジ、水色、青が何層にも重なっています。
真っ暗な夜を迎えるまで、ほんのわずかの時間、明るさを保っているような空模様が、幻想的で思わずうっとり見入ってしまう1枚でした。