10月6日放送の『ネプリーグ2時間SP★新ドラマ軍団vs粗品軍団vs吉田沙保里軍団!』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらいします。
「鴛鴦(おしどり)」の読み方を当てる問題では、林修先生がおしどりの生態について解説を加えました。
難読漢字の一つである「鴛鴦(おしどり)」は、「鴛」も「鴦」もそれぞれ「おしどり」と読み、「鴛」がオス、「鴦」がメスだと言われています。

「鴛鴦」はいつも夫婦が一緒にいるので、夫婦の仲がいいことを表す「鴛鴦(えんおう)の契り」という言い回しが誕生。そこから、「鴛鴦夫婦(おしどりふうふ)」という表現が派生しました。

しかし、実際のオシドリは交尾が終わるとオスはどこかに行ってしまい、次の年には別のメスを探しているので、「鴛鴦夫婦」のイメージとは生態が異なるのだそうです。
「五月蝿い=うるさい」の語源は?
林先生は、漢字の問題に出題された「五月蝿い(うるさい)」の語源も紹介。「五月蝿」は「さばえ」と読み、旧暦5月ごろに発生するハエのことを指します。

旧暦5月は現代の夏の始まりくらいにあたり、ハエが活発に動き出す季節。それにちなんで、明治以降、「五月蝿」が「うるさい」という字に当てられたと考えられているそうです。

「ピサの斜塔」が傾いているのは、なぜ?
イタリアにある名所の写真を選ぶ問題では、出題された「ピサの斜塔」が傾いている理由を地理担当の村瀬哲史先生が解説しました。
建設の過程で、どんどん傾いていったという「ピサの斜塔」。当時の職人たちは、なんとか元に戻そうと修正を試みたそうですが、真っ直ぐに戻すことはできず、最上部だけを真っ直ぐに作り上げたそうです。

塔が傾いてしまったのは、塔が建つ場所の地盤の硬さがところどころ違ったから。塔の南側の地盤が柔らかく、建設中に塔がめりこんでいってしまったそうです。

これ以上傾いて倒れてしまうのを防ごうと、1990年から塔の傾きを修正する工事を実施。おかげで、少なくともあと300年は倒れる心配がないと言われています。

『ネプリーグ2時間SP★新ドラマ軍団vs粗品軍団vs吉田沙保里軍団!』(フジテレビ)2025年10月6日放送より