12月15日放送の『ネプリーグ★新しい学校のリーダーズvs爆笑問題vsスケーター今年振り返りSP』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらいします。

お菓子のキャラクターを見て商品名を答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生が「カール」のキャラクター「カールおじさん」についての豆知識を披露。カールおじさんは、発売当初はメインキャラクターではなかったといいます。

「カール」のCMの初期デザインでメインキャラクターになっているのは、カールを食べている少年。カールおじさんは背景にいる脇役の1人でした。

しかし、CMを見た視聴者の人気を集め、メインキャラクターに抜擢されたのだそうです。

最近では、「明治プロビオヨーグルト」のキャラクターとしてカールおじさんとよく似た「アールおじさん」が登場していますが、この2人は同一人物という設定。

カールおじさんが体調管理応援団として活動するときだけ、赤い服に着替えているのだそうです。

リトマス試験紙にもともと使われていた生物は?

理科の教材に関する問題では、出題されたリトマス試験紙について村瀬先生が解説しました。

現在使われているリトマス試験紙は化学的に合成された材料で作られていることが多いそうですが、かつては「リトマスゴケ」というコケが使われていました。

ヨーロッパなどで羊毛などの糸を染める染料として使われていた「リトマスゴケ」。ある時、酸性とアルカリ性で色が変わることが判明しました。

その後、「リトマスゴケ」の成分から抽出したものを紙に染み込ませて、リトマス試験紙として使われるようになったのだそうです。

国勢調査はいつからスタートした?

漢字の問題では、「国勢調査」の歴史について林修先生が紹介しました。

「国勢」という言葉は明治になってから作られたもので、1896年に国会の建議案の中で使われたものが記録に残っています。

国勢調査は「0」や「5」の付くキリのいい年に行われる予定でしたが、1904〜1905年に起きた日露戦争と1914年から始まった第一次世界大戦の影響で延期され、最初に実施されたのは1920年のことでした。

「国勢調査」は回答義務が定められていて、回答拒否や虚偽報告をした場合は50万円以下の罰金が課せられる場合があるので、気をつけたいですね。

『ネプリーグ★新しい学校のリーダーズvs爆笑問題vsスケーター今年振り返りSP』(フジテレビ)2025年12月15日放送より