12月1日放送の『ネプリーグ20周年SP★明石家さんまが緊急参戦!向上委員会vsネプリーグ』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらいします。

料理の写真を見て料理名を答える問題では、出題された「ナポリタン」について地理担当の村瀬哲史先生が解説しました。

イタリアの地名・ナポリが名前に付いている「ナポリタン」は、実は、日本発祥の食べ物。横浜の「ホテルニューグランド」の2代目総料理長が、生み出したと言われています。

ホテルニューグランドは第二次世界大戦が終わった後、一時的に日本がGHQの占領下に置かれたときにGHQがホテルとして使った場所。その際、GHQが大量の食材をホテルに持ち込みました。

その後、撤収することになったGHQは、スパゲティを含むたくさんの食材をホテルに置いていくことに。

そこで2代目の総料理長が、彼らが置いていったスパゲティを使ってホテルらしいメニューを作ろうと、生のトマトやトマトペーストを使ってナポリタンを提供することにしたのだそうです。

「六本木ヒルズ」の場所にかつて建っていた工場は?

村瀬先生は、クイズに登場した「六本木ヒルズ」の場所にかつてあった建物についても紹介しました。

六本木ヒルズの場所にあったのは、ニッカウヰスキーの旧東京工場。1974年に工場が閉鎖されたあと、1978年に土地が全国朝日放送(現・テレビ朝日)に譲渡されました。

以前、テレビ朝日で放送していた『さんまのナンでもダービー』という番組の中に、池を使ったゲームがあったのですが、そこで使われていたのがニッカウヰスキーの工場の敷地内にあった通称「ニッカ池」だったのだそうです。

『ネプリーグ20周年SP★明石家さんまが緊急参戦!向上委員会vsネプリーグ』(フジテレビ)2025年12月1日放送より