北村有起哉さんと仲間由紀恵さんが、木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』の撮影エピソードや推しキャラについて語りました。

ドラマ『小さい頃は、神様がいて』は、2人の子を持つ夫婦を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かく届けるホームコメディ。

19年前、あることがきっかけで「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わしていた夫婦。その言葉をすっかり忘れてマイペースに生きてきた夫・渉と、その言葉を心の支えとして過ごしてきた妻・あんが、何気ない日常の中で、少しずつ心を揺らしていく姿が描かれます。

本作で夫・渉を演じる北村有起哉さん、妻・あんを演じる仲間由紀恵さんにインタビュー。岡田惠和さんの脚本を読んだ感想、それぞれの役に思うこと、撮影が始まったばかりだという現場の雰囲気などを聞きました。

『小さい頃は、神様がいて』ポスタービジュアル

北村有起哉&仲間由紀恵 現場は「非常に穏やか」「毎日楽しい」

──クランクインして間もないとのことですが、現場の雰囲気はいかがですか?

北村:非常に和やかに、楽しくやらせてもらっています。

仲間:和やかで、笑いが絶えない現場で、毎日楽しいです。今回、コメディの要素もあり、監督からいろいろリクエストもあって…。

北村:今まさに、自分の中にある芝居レベルのダイヤル調整をしているところですね。

仲間:そうしてつくっていらっしゃる渉さんが、すごく愛らしい感じになっていますね。

北村:あ、あの感じでいいんだね(笑)。

『小さい頃は、神様がいて』第1話より

──どのようなところが、愛らしいと感じていますか?

仲間:背中を見ていると…「小学生か?」と(笑)。

北村:51歳です(笑)。

仲間:ツッコミを入れたくなるような少年らしさを醸しだしていて。私は妻役なので、気持ちとしては「おい、おい」とツッコミを入れたくなるのですが、見ているととても楽しいです。

──北村さんは、渉とあんとの関わりを今どのように感じていますか?

北村:今はまだ撮影が始まったばかりということもあって、19年前の約束が生きていることは宣告されていないので、とっても幸せです(笑)。渉は鈍感で、のんきに暮らしていますからね。

仲間:幸せいっぱいですね(笑)。

北村:とにかく今はその幸せをかみしめて、めいっぱい楽しんでいます。