<田中耕司(プロデューサー) コメント>

55歳の“おばあちゃん”が、30歳若返って、ニセの子どもの手を引いて、ママ友の輪に潜入する――。

“ただの復讐ドラマ”では終わるわけがありません。“やさしかった母親”の狂気に震える、強烈なエンタメドラマにしたいと思っています。

齊藤京子さんは、落ち着いた声のトーンがとても印象的で。「心の奥で何かを抱えている」ような役が合いそうだと思っていました。今回は子を失った母親役。しかも中身は55歳。難役なのは間違いないのですが、その分、大暴れしてくれること間違いなしです。

水野美紀さんは、ほかの役者がマネできない表現ができる素晴らしい俳優さんだと思います。これまで硬軟さまざまな役で我々を楽しませてくださってきましたが、このドラマでもまたひとつ、伝説を作ってくださると信じています。