10月7日(火)より、火9ドラマ枠で、佐藤隆太さん主演『新東京水上警察』が放送されます。

本作は、日本の連ドラ史上初の「水上警察」を題材にし、佐藤隆太さん演じる刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇でかけ巡り事件を追う、大迫力のマリン×クライムエンターテインメント。

船や海のシーンを圧倒的なスケールで描き、犯人の船を追いかけるドキドキのシーチェイス、息をのむ海上アクションなど、これまでの警察ドラマの常識を超えた新しいエンタメとなっています。

このたび、柿澤勇人さん、松本怜生さん、谷田歩さん、長谷川純さん、小林隆さんの出演が発表されました。

水上署vs湾岸署、最大の敵、キーパーソン

佐藤隆太がフジ制作連ドラ初主演&バディ役に加藤シゲアキ、山下美月!マリン×クライムエンターテインメント『新東京水上警察』

柿澤勇人さんが演じるのは、人材派遣会社「湾岸海洋ヒューマンキャリア」の社長・黒木謙一(くろき・けんいち)。

若き社長として政財界にパイプを張り巡らしていますが、その実態はかつて東京湾岸エリアで違法行為を繰り返していた「湾岸ウォリアーズ」の初代総長で、組織のカリスマ的存在。今作では、水上警察署メンバー最大の敵となります。 

柿澤さんは、2007年に劇団四季で俳優デビュー。昨年は第31回読売演劇大賞優秀男優賞、第49回菊田一夫演劇賞を受賞するなど、いま舞台界の第一線を走る俳優のひとり。

テレビドラマでも『真犯人フラグ』(2021年/日本テレビ)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年/NHK)、『不適切にもほどがある!』(2024年/TBS)などの話題作に数多く出演。フジテレビ系連続ドラマは『全領域異常解決室』(2024年)以来、1年ぶりの出演となります。

黒木謙一(柿澤勇人)

松本怜生さんが演じるのは、介護施設「キズナオーシャン豊洲」で働くケアスタッフ・三上慎吾(みかみ・しんご)。

一見、素直な現代っ子ですが、実は誰にも言うことができない影があって、とあることがきっかけで水上署のメンバーと関わるように…。

松本さんは、2022年に『パパとムスメの7日間』(TBS)で連続ドラマ初レギュラー出演。その後、『下剋上球児』(2023年/TBS)、連続テレビ小説『おむすび』(2024年/NHK)に出演したほか、現在放送中の『シンデレラ クロゼット』(2025年/TBS)では地上波ドラマ初主演を務めています。

来年放送予定の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)への出演も控えており、今後の活躍に期待が高まる、俳優の1人です。本作が、フジテレビの連続ドラマ初出演となります。

三上慎吾(松本怜生)

谷田歩さんが演じるのは、東京湾岸エリアの陸地を管轄とする湾岸警察署の刑事・和田毅(わだ・たけし)。

碇拓真(佐藤隆太)の天敵であり、日下部峻(加藤シゲアキ)の湾岸署時代の先輩刑事にあたります。湾岸署にあった水上安全課が独立して水上署に復活したことを快く思っておらず、水上署を敵視しています。しかし、事件解決への思いが強い正義漢で、熱い一面も…。

谷田さんは、舞台・映画・テレビドラマ・ナレーションなど、多岐に渡ってさまざまな作品に出演。『下町ロケット』(2015年/TBS)、『西郷どん』(2018年/NHK)、『キャスター』(2025年/TBS)など、話題作に多く出演。フジテレビ系連続ドラマは、『真夏のシンデレラ』(2023年)以来、2年ぶりの出演となります。

和田毅(谷田歩)

長谷川純さんが演じるのは、湾岸警察署の刑事で、和田の部下・井戸田勝(いとだ・まさる)。

和田と行動をともにし、事件解決に向けて捜査を行います。水上署のメンバーをライバル視しており、和田とともに現れては、たびたび水上署と対立します。

長谷川さんは、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ(2000年~2019年/TBS)で注目を集め、好青年からシリアスまで、幅広い役どころを演じています。

井戸田勝(長谷川純)

小林隆さんが演じるのは、海技職員OBの大沢俊夫(おおさわ・としお)。

かつての東京水上警察署で、警備艇を操縦し、東京の水上の安全を守るためパトロール。東京湾のことを知り尽くす“水上警察の生き字引”であり“海の男”。

水上署署長・玉虫肇(椎名桔平)の先輩にあたり、有馬礼子(山下美月)が尊敬している海技職員です。とある理由で海技職員を離れたものの、今でも玉虫や有馬を気にかけています。

小林さんは、三谷幸喜さん主宰の劇団「東京サンシャインボーイズ」出身。フジテレビ系のドラマでは『古畑任三郎』シリーズ(1994年~2006年)をはじめ、『オリエント急行殺人事件』(2015年)、『ストロベリーナイト・サーガ』(2019年)などに出演。来年の連続テレビ小説『風、薫る』(NHK)への出演も決定しています。

大沢俊夫(小林隆)