<小柳ルミ子 コメント>

今年、デビュー55周年を迎え、歌手としては勿論のこと、お芝居も大好きな私に素敵な作品のオファーをいただき、大変うれしく思っています。

御厨富美子役を演じさせていただきますが、ただ厳しいだけの姑ではなく、なぜ厳しいのか…人間味ややさしさ、家族への深い愛情、正直に生きる女性を演じられたらと思っています。

そして、草彅さんともかなり「お久しぶりね」にお会いできることも楽しみです。高齢化社会の現代に一石を投じるテーマを描く『終幕のロンド』、みなさま、ぜひご覧ください。

<村上弘明 コメント>

ややもすると社会では弱者として淘汰されかねない者に眼差しを向け、闇の中から一筋の灯を見つけようとする。良心に訴えかける物語です。

私が演じる御厨ホールディングス総師、御厨剛太郎は激動の社会をかい潜ってきた進化論信奉者。サスペンスとロマンス、宿命の中を揺蕩いながらどのような着地点を選ぶのか。乞うご期待。

<中村雅俊 コメント>

久しぶりに若者たちと一緒に仕事をして、良い感じで燃えています。何しろ先日まで、おじさんたちと仕事をしていたものですから。環境の違いに驚きながらも、良い緊張感を味わっています。

<風吹ジュン コメント>

草彅さんが主演をされるとお聞きし、私自身がまず、見てみたいと思いましたので、絶対オファーを受けようと決めました。

私が演じる“こはる”は、高齢ではありますが、しっかりとお仕事と向き合っている方です。また、中村ゆりさん演じる娘と親子で真剣に対峙する場面は、役者としても楽しみにしています。

とても愛情深くお互いを思っているのに、顔を合わせるとつい、ケンカをしてしまう…そういった母と娘の関係性は、現実でも意外とよくあることで、私自身微笑ましく思えますし、みなさまにも共感してもらえるのではないかなと思います。

草彅さんを中心に、とてもいいチームワークで撮影ができていますので、その自然な空気がそのまま、テレビを通してみなさまに伝わることを願っています。