10月スタート!の月10ドラマは、草彅剛さん主演『終幕(しゅうまく)のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー』が放送されます。
このたび、16人のレギュラーキャストが一挙解禁。中村ゆりさん、 八木莉可子さん、塩野瑛久さん、長井短さん、小澤竜心さん、石山順征さん、永瀬矢紘さん、要潤さん、国仲涼子さん、古川雄大さん、月城かなとさん、大島蓉子さん、小柳ルミ子さん、村上弘明さん、中村雅俊さん、風吹ジュンさんの出演が発表されました。
「僕」シリーズ&「戦争」シリーズに携わったスタッフが集結!
本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手ひとつで育てるシングルファザーで、遺品整理人の鳥飼樹(とりがい・いつき/草彅)が、遺品整理会社の仲間たちとともに、ときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマ。
人間ドラマの裏では、せつない大人の恋も描かれ、先の展開が気になるオリジナルストーリーとなっています。
草彅さんが演じる鳥飼樹は、遺品から汲み取った故人の思いを遺族に伝える遺品整理人。
商社マンとして忙しく働いていた5年前に妻を亡くしたあと、“遺品整理人”となり、小学一年生の息子・陸(永瀬矢紘)を育てながら、遺品整理会社「Heaven’s messenger」の仲間たちとともに、さまざまな事情で家族を亡くした遺族に寄り添っています。

ある日、余命3ヵ月を宣告された、鮎川こはる(風吹ジュン)から、生前整理の依頼を受けます。未婚の母である彼女は、「誰の世話にもならず、自分の仕事をまっとうし、娘に最期の生き様を見せたい」と願います。
樹は、その母の思いに応えようと心を砕くうち、絵本作家である娘の御厨真琴(中村ゆり)とも頻繁に顔を合わせるようになります。そして、いつしかふたりは、互いに惹かれあうように…。しかし、彼女には夫(要潤)が。それも手広く事業を展開する、大企業・御厨(みくりや)ホールディングスの後継者で――。
草彅さんは、映画『ミッドナイトスワン』で、第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞。
昨年5月に公開された映画『碁盤斬り』で、第48回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。同作品は、先月、イタリアの映画祭「RED LINE INTERNATIONAL FILM FESTIVAL」で最優秀長編作品賞。また、ヨーロッパ最大のアジア映画祭「ウディネ・ファーイースト映画祭」でブラック・ドラゴン賞も受賞し、フランスでは220スクリーンで上映されるなど、海外でも高い評価を得ています。また、今年配信されたNetflix映画『新幹線大爆破』も大ヒットしており、今なお第一線で活躍を続けるトップランナーです。
草彅さんとカンテレドラマとの縁は深く、古くは、約30年前の『いいひと。』(1997)に始まり、今作でカンテレ連続ドラマは9作目、単発も含めると、10作目の主演となります。
今作は、「僕」シリーズや「戦争」シリーズに携わったスタッフが集結しています。
脚本は、高橋美幸さんが担当。昨年、『東京ドラマアウォード』の作品賞(単発ドラマ部門)グランプリを受賞したNHKドラマ『デフ・ヴォイス~法廷の手話通訳士』の脚本を務め、この作品で、草彅さんは主演男優賞も受賞しています。
刑事事件に問われた、ろう者の法廷通訳を担う手話通訳士の物語。この難しいテーマに挑み、成果をあげた、高橋さん×草彅さんのコンビが、ふたたび、ドラマとして新鮮なテーマを扱い、人生とは、家族とは、愛とは何かを繊細に紡ぎ出します。
