──まずは本作に出演すると決まった際の心境を聞かせてください。

今の時代に、この題材の作品ってすごく挑戦的ですよね。少し前の自分だったら、出演していなかったかもしれません。

それくらい僕自身にとっても挑戦的な作品。でも、クランクアップを迎えたときに、自分はきっとひと回りもふた回りも成長できるんじゃないかと確信が持てたので、出演させていただくことになりました。

これだけ話題になる作品に携わることができて光栄です。

──Snow Manのメンバーから、ドラマ出演に対して反応はありましたか?

「ふっかさん(深澤さんの愛称)のラブシーン見られるかな」と言っていましたね。僕自身も見られるかどうか…(笑)。ラブシーンをやったことがないので。しかも、メンバーに見られるって恥ずかしいですよね。

でも、この作品はキュンだけじゃないですし、見られることは恥ずかしいし緊張するけど、キレイな画になっていると思うので見てもらいたいです。

あと、「どう?撮影」と頻繁に聞いてきてくれるし、とにかくみんな応援してくれていて。もちろん、第一は作品のため、そしてファンの皆さんのためにも頑張るけど、Snow Manを知ってもらえるチャンスでもあるので、メンバーのためにも頑張りたいです。

深澤辰哉 Snow Manのライブでも胸キュンセリフからは逃げていた

──ここまで冬月稜を演じて感じていることを聞かせてください。

まずはこういう恋愛ドラマに自分が参加する未来が、今までまったく見えていなかったし、正直今自分の持っているものだけでは成立しない難しい役だと感じていました。

だから、すごくプレッシャーも感じていて。でも、共演者の皆さんやスタッフさんの支えがあって、演じることができていると実感しています。

──難しさは、どのような部分に感じていますか?

Snow Manのライブでも、胸キュンセリフみたいなものから逃げてきた男なんです。逃げてきたというか、どうしても笑いにもっていってしまうクセがあって。

でも、冬月のセリフはすごくストレートな言葉が多いので…ライブでもやってこなかったから、女性に「好き」とか「ありがとう」とか、思っている気持ちをバンッとぶつけることがあまりなかったので難しいですね。

しかも、(松本)若菜さんは素敵な俳優さんですし、緊張するんですよ。すごく温かい方で、すべてを受け入れてくださるのですが、やっぱり女性を相手に甘い言葉を投げるのは苦手だな、と。ライブで、ちゃんと向き合っておけばよかったです(笑)。

──表現で難しさは感じていますか?

気持ちを伝えるときに、言葉のニュアンスで表現することはできるけど、表情や目のお芝居に関しては難しくて。そういう細かなお芝居が大事な作品だと感じているので、監督さんに教えてもらいながら、日々相談しながら演じています。