ドラマ『明日はもっと、いい日になる』に出演する福原遥さん、林遣都さんが、児童相談所を見学して感じたことを語りました。

本作は、児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々が子どもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿をあたたかく描く、完全オリジナルストーリーのハートフルヒューマンドラマ。

福原さんが正義感の強い主人公・夏井翼を、林さんが翼の指導係となるベテラン児童福祉司・蔵田総介を演じます。福原さんは本作で、月9ドラマ初主演となります。

本作で初共演となる、福原さんと林さんにインタビュー。台本を読んだ感想や、お互いの印象、最近ハマっていることなどを聞きました。

福原遥 児童相談所を見学し「いろいろ教えていただいた」

――舞台となる児童相談所について、どんな印象を持っていますか?

福原:先日、児童相談所を見学させていただいたのですが、子どもや保護者の方との向き合い方、心の距離をどう縮めていくかなど、たくさん話をお聞きしました。実際に子どもたちにも会って、普段どんな生活をしているかなど、いろいろ教えていただきました。

林:僕も、福原さんと一緒に見学させていただいて、職員の方や、実際に保護所で過ごしている子にお話を聞いて、本当にいろいろなことを感じました。

(児童相談所の)一時保護所での暮らしは一見、保育園や幼稚園、学校と変わらないように見えますが、さまざまな制約があります。そんな環境でも子どもたちはそこに適応していて、微笑ましく見える瞬間もありますが、ここに来た背景を考えると胸が苦しくなりました。

1人でも多くの子が一時保護所にいる必要がなくなるようにと、日々頑張っている職員の方々を見て、このドラマに対しての思いがより強くなりました。

――それぞれが演じるキャラクターの魅力を教えてください。

福原:翼は正義感が強くてまっすぐで、たくさんの人を助けたいという思いで生きている、とてもカッコいい女性だと思います。「助けたい!」と思ったら、そこしか見えなくなって突き進んでしまう、ちょっと危なっかしいところもありますが、すごくエネルギッシュで、パワフルで、素敵な女性だと感じました。

林:蔵田は、児童福祉司として長く働いている“仕事人間”なので、ドラマ序盤では、どういう人物かあまり見えてこないかもしれません。

ですが、とにかく1つでも多くの家庭を救うために、自分の時間すべてを捧げています。無愛想で一見とっつきづらそうですが、蔵田の行動や翼にかける言葉にはすごく重みがあって、カッコいい精神を持った人だと思いました