――2人は初共演ですが、お互いの印象はいかがですか?

福原:林さんはお芝居がすごく素敵だなと思いながら、出演作品をいろいろ拝見して感動をいただいていたので、今回、林さんと共演できると聞いて本当に嬉しかったです。いろいろ勉強させていただきながら、頑張って付いていきたいと思っています。

林:ありがとうございます。福原さんはお会いする前から、清らかな空気をまとっている方だなと思っていましたが、お会いしたら想像以上でした。まるで神社などパワースポットのような、周りの人が自然と笑顔になるような空気感を持っている方だと思います。

本読みのときに福原さんや監督、プロデューサーさんと作品についてお話する機会をいただいたのですが、福原さんは、ものづくりにとても誠実な方という印象を受けました。

福原:ありがとうございます。

福原遥&林遣都が「今日はいい日だった」と思うのはどんな時?

――お2人が最近ハマっていることがあれば、教えてください。

福原:私は編み物にハマっています。毛糸を買いに行ってマフラーや帽子を編んで、自分で身につけたり、現場で共演者の方にプレゼントしたりしています。この前、スタッフさんにネックウォーマーを作って渡したら、すごく喜んでくれました。

林:僕は子どもと芋掘りや、たけのこ掘りをして、自然に触れるっていいなと思いはじめました。虫を見たりとかも。今まであまり機会がなかったんです。

――これからの時期に触れたい自然はありますか?

林:子どもが、虫が好きでよく観察しているので、一緒に蛍を見たいですね。蛍なんて、しばらく見てないなと思って。いま一番やりたいことかもしれません。

――作品タイトルにちなみ、「今日はいい日だった」と感じるのはどんな時か教えてください。

福原:毎日思うようにしていて…

林:(笑)。素晴らしい。

福原:1日1日を本当に大事に過ごしたいなと思っていて。いつも「今日はあれもできて、これもできて、楽しかったな。いい日だったな」と思って寝ています。

林:僕はやっぱり誰かと出会ったり、いっぱいしゃべったり、人と関わりを持った日に「いい日だったな」と思いますね。撮影中なんかは毎日、いい日だったなと思います。だから僕は撮影の現場が好きなのかもしれません。

撮影:河井彩美