夏井翼(福原遥)は、児童心理司の蒔田向日葵(生田絵梨花)とともに、散髪から帰ってきた安西叶夢(千葉惣二朗)と奏夢(小時田咲空)を出迎える。
「似合ってるよ」と言われて照れくさそうな表情を浮かべる奏夢。だが叶夢は無反応でうつむいていた。
向日葵はそんな叶夢に、一緒に絵を描こうと誘う。叶夢が描いた家の絵を見た向日葵は、彼が自分の家庭に問題があることを分かっていると話す。
するとそこに、所長・桜木里治郎(勝村政信)が慌てた様子で駆け込んでくる。
叶夢たちの母・安西夢乃(尾碕真花)が、翼を訴えると言い出したという。夢乃は「私たちが保護しなければ奏夢くんの命は危なかった」という翼の発言に精神的苦痛を受けたとして、慰謝料を請求してきたのだ。
対応を迫られた蔵田総介(林遣都)や蜂村太一(風間俊介)らは、真摯(しんし)に夢乃と向き合い翼に謝罪させることに。弁護士・唐木を引き連れ、児相を訪れた夢乃だったが、翼たちが経緯を説明するうちに突然態度を軟化させ…。
そんな折、向日葵は女子高生・石田葉月(白鳥玉季)に会いに行く。
向日葵は中学1年生のときに深夜徘徊(はいかい)で保護された葉月と出会い、それ以来、毎週水曜日に彼女と会っていた。
そこで葉月は、初恋人だという飲食店店長・長野敦(駒木根葵汰)を向日葵に紹介。ところがその夜、葉月が再び深夜徘徊で補導されたという連絡が入り…。