3人は店に入り、アルバイト・西野白馬(福本莉子)に、36年前の映画研究部の活動を語る。当時、よく真似をしていた酔拳や蛇拳などの型を白馬に見せようとするが、51歳になった体の変化に追いつけない。

それでも、昔話に花を咲かせながら、忘れていた記憶をよみがえらせる。

当時、丹辺市には、チンピラ・八郎(佐久本宝)や、正体不明で異様な迫力を放つ謎の初老・ランボー(野仲イサオ)、乱暴な言葉づかいで、雄太たちから“魔女”と恐れられていた黒江の婆さん(前田美波里)など、個性豊かな人物がいた。

そのなかでも、映画づくりに打ち込む3人の情熱を理解していたマチルダ。彼女は、映画研究部の顧問として、彼らの活動を支えていた。

マチルダ(木竜麻生)はUFOに連れ去られたはず…あれは映画のワンシーンだったのか?

ガンダーラ珈琲でマチルダについて語っていた雄太たちに、ふと妙な記憶がよみがえる。

彼らの記憶では、3人で一緒にUFOを見たあと、マチルダがそのUFOに吸い込まれて、どこか別の世界に飛んで行ったのだ。ただ、その記憶も映画のワンシーンだったのか、確証が持てない。

彼らの話を聞いていた白馬が、1988年は自分にとって異世界のようだという。自由闊達だった過去をなつかしむ一方で、しがらみとコンプライアンスで制約だらけの現代に息苦しさを感じている肇は、「もう黒澤(明)も(フランシス・フォード・)コッポラも(スタンリー・)キューブリックも生まれねえよ」と吐き捨てるように言う。

久しぶりの再会は、懐かしさだけでは終わらない。かつて互いを見下し、すれ違い、傷つけ合った記憶が、現在のそれぞれが置かれた立場や価値観と結びつき、静かな衝突を生む。

帰ろうとする雄太と肇に、紀介が1枚の紙を見せる。そこには、マチルダの顔写真とともに、中学生の筆跡で「この人を知りませんか? 宮下未散さん 12月31日から行方不明」とあった。

丹辺市で人骨が発見されたニュースを見て、自分たちが調べないといけない気持ちになったという紀介。その言葉を聞いていた白馬は、実は、人骨を見つけて通報したのは自分だと名乗り出る。

3人は、白馬とともに人骨が発見された場所へ。そこは3人にゆかりがある沼の跡地だった。

土砂降りの雨のなか、記憶をたどりながらシャベルで発掘作業を進める3人。すると雄太が、見覚えのあるマチルダのペンを発見。そこで3人は、人骨は殺されたマチルダのものだと確信するのだった…。

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