その夜、晩酌を楽しむ2人。酒の席は無礼講だと聞いたなつ美は、瀧昌のあぐらを指差し「そこに座ってもいいですか」と尋ねる。
驚く瀧昌を見てなつ美は慌てるが、瀧昌はその手を取り、あぐらの上に座らせて優しくキス。そして、なつ美も照れながら、自分から瀧昌にキスをする。

その時、庭に蛍が現れる。手を伸ばすなつ美を両腕で抱き上げ、裸足で庭に出る瀧昌。しかし蛍はすぐに見えなくなってしまった。
1年前に決めた「わが家の恒例行事」を思い出した2人は、翌日蛍を見に行くことにする。
瀧昌(本田響矢)は突然出立することに!嵐のなか負傷して…
翌日、出かけようとした2人の元に邦光がやってくる。艦に緊急事態が起こり、瀧昌は急きょ出立することに。
切ない気持ちを押し殺し、瀧昌を送り出すなつ美。一度歩き出した瀧昌は振り返り、なつ美を抱き締めて「蛍の時期が終わる前にきっと戻る」と力強く伝えて出立していった。

海上では暴風雨が続き、瀧昌が乗った艦もトラブルに見舞われる。電気系統に問題が発生し、通信も断絶。対処に追われるなか、深見は怪我をしてしまう。
さらに、電気系統を確認しようとした瞬間、爆発が起こり、瀧昌も負傷する。
艦が嵐に遭い負傷者が出ていると知り、なつ美は不安を募らせて…。