開業わずか1年で大行列ができている、ペペロンチーノ専門店の裏側に迫ります。
6月14日、土曜の昼下がりに、芸能人やヒット商品など世間の話題を集めるモノの裏側に迫る『ウラマヨ!』が放送されます。
MCは、ブラックマヨネーズ(小杉竜一さん、吉田敬さん)。ゲストに、梅沢富美男さん、見取り図(盛山晋太郎さん、リリーさん)が登場。進行は、高橋真理恵カンテレアナウンサーが務めます。
にんにく多めの濃厚なパスタに、自分で好きなようにトッピングできる
今回は、「新店&カリスマ店大集合 ウラマヨ!行列レストラン」を放送。並んででも食べたい!と思わせる関西の行列店が続々登場し、客をひきつける意外な理由や裏側をのぞき見します。

大阪・梅田の大阪駅前第4ビル地下1階。多い日は、50人以上並ぶという行列店が2024年にオープンした「ぺろん」。
店主の長谷川泰三さんいわく、「にんにく多めの濃厚なパスタに、自分で好きなようにトッピングしていただけるのが特徴です」とのこと。

ベースはペペロンチーノのみで、そこにベーコン、エビ、シラスなど20種類あるトッピングを自分で選んでオーダー。ソースは、通常のペペロンチーノよりたっぷりにんにくが入ったオリジナルで、パンチの効いたクセになる味や、好きな具材で自分好みのペペロンチーノにできることなどが口コミやSNSで広がり、一躍人気店に。
さらに行列に拍車がかかった最大の理由が、人気No.1のトッピング「ふわふわたまご」。卵白をメレンゲにし、卵黄をのせたカルボナーラ風ペペロンチーノで、メレンゲと濃厚な卵黄によってにんにくの風味がまろやかになり、やみつきになる人が続出しているそうです。
雲のようなメレンゲがSNS映えすることから、女性のお客さんが激増。長谷川さんは「最初、お客さんの層は、サラリーマンのおじさまと考えていました。ところが、実際にやってみますと女性客のほうが多くて、しかも女性の1人客が非常に多い状態ですね。韓国ブームで、匂いの結構キツい料理が流行ったこともあってか、最近は比較的匂いへの抵抗がなくなっているのだと思います」と、想定とは違う形での繁盛の理由を分析。
そのふわふわたまごとベーコンをトッピングしたペペロンチーノを試食したブラマヨの2人は、小杉さんが「メレンゲって、今まで見た目だけやんって思ってたんですけど、めちゃめちゃおいしいやん!意味ある!」と驚きの声をあげれば、吉田さんもそれにうなずきながら「確かに!にんにくのカドをこのメレンゲがとってくれてる」と、その味に太鼓判を押します。

順風満帆そうに見える「ぺろん」の店主・長谷川さんですが、実はこれまで数々の栄光と挫折を繰り返していました。
「『わい家』という海鮮の居酒屋をやっていまして、2006年から6年かけて約30店舗にまでしたんですけど、管理不足で泥棒が入ったり、従業員が横領しちゃったりとかで、古参の従業員もバタバタと辞めていき、一気に倒れました。自宅も貯金もすべてなくなって、負債額も13億円ほど」と驚きの告白。
「まだまだ若かったので、未熟さもありまして、基本全員を信用していたんですね(笑)」と続けると、小杉さんから「だって…人の良さそうな感じが漏れ出てますもんね」とツッコまれてしまいます。
番組では、その後も波乱に満ちあふれていた長谷川さんの人生をのぞき見するほか、関西にあるさまざまなジャンルの行列店について、その理由を深掘り。
大阪・難波で外国人観光客にも大人気の“背徳スイーツパン”や、最長19時間待ちだという、店主の熱い思いが詰まった兵庫・尼崎のとんこつラーメン、そして暑くなるこれからの時期にピッタリな、京都・中京区で食べられる“天才的発想”のかき氷が登場します。



『ウラマヨ!』(関西ローカル)は、6月14日(土)13時より、カンテレで放送されます。