その頃、なつ美はおめかしをして瀧昌が働く艦の見学へ。しかし、瀧昌を待つ間に船酔いしてしまい、救護スペースで休んでいた。

なつ美が救護スペースの小窓から外を見ると、赤い着物を着た女性と親密に話す瀧昌の姿が。ついつい悪い想像をしてしまうなつ美。

船酔いですっかり気分が悪くなってしまったなつ美に、瀧昌の従兵である市原(岩男海史)が水を持ってくる。

なつ美(芳根京子)は瀧昌(本田響矢)の職場で積極的に!?

市原はなつ美に「中尉と結婚してくださりありがとうございます!」と頭を下げた。何を考えているのか分からない瀧昌が苦手だったが、結婚後は少しずつ丸くなったという。

それを聞いてうれしいなつ美。その時、瀧昌がやってくる。

なつ美が赤い着物の女性について尋ねると「友人ですね、一応」と歯切れの悪い返事をする瀧昌。本人に口止めされたと聞き、なつ美はますます気になってしまう。

お見合いの席を抜け出した芙美子が庭を歩いていると、そこに深見の姿を見つける。

芙美子が仕事を続けられるように両親を説得するという深見に、芙美子は結婚となれば仕事は辞めると言う一方、外で働く女性を無下に扱わないように父親に伝えてほしいと毅然と話す。

せっかく艦に乗れたのに酔ってしまって落ち込んでいるなつ美に、瀧昌は普段見慣れた風景でもなつ美がいるだけで新鮮だと話す。

「たまには女性の方から積極的に」という姉・あき奈(咲妃みゆ)の言葉を思い出したなつ美は、瀧昌を見つめるとキスを待つように目を閉じた。