人見たちは、「他社には絶対に負けない、世界で一番だと思えることは?」という学生からの質問に答えられずにいた。
すると、ウジンが面接に参加させてほしいと飛び込んでくる。
ウジンは、転職活動をしていたこと、今日最終面接を受けて採用されたものの断ってきたことを打ち明けると、「日の出鉛筆には僕のことを真剣に考えてくれている人がいる。日の出鉛筆の世界で一番なところは人だと思う」と答え…。
“逆面接”を受けた5人を含めた新卒10人が内定!
数日後、“逆面接”を経て追加された5人を含む最終面接者10人全員に内定が出された。
そのなかに残れなかった新山は、人見とウジンを訪ね、自分より日の出鉛筆にふさわしい人材が残ったので納得していると言う。

しかも新山は、小さな文房具会社から内定をもらったのだとか。人見とウジンは大喜びで新山を見送った。