<第6話>院内で起きた窃盗事件を追う武良井(桐谷健太)はある“闇”を暴くことに

武良井は、横堀仁一(市村正親)とともにサウナ施設で警視庁捜査一課長の城川尚(テット・ワダ)と会う。
そこで武良井は、恋人だった夏目美咲(入山法子)の死に関して、これまでにわかったことを報告。胃がんのステージⅣだった美咲は、抗がん剤の新薬の治験に望みを託していたが、治験に参加した2ヵ月後、突如原因不明の間質性肺炎を発症し亡くなった。
阿栖暮総合病院で現在この治験に参加している患者は80人おり、そのうち5人に間質性肺炎の所見が出ていたという。そして、美咲の他に60代の男性が間質性肺炎で亡くなっていた。
武良井は、そうした状況下でも治験が継続されていることを問題視し、副作用によるものと疑われる症例が発生しても、製薬会社や病院側が国や治験審査委員会へ報告をあげなければ闇に葬ることも不可能ではない、と城川に告げる。
その新薬の治験責任医師は、榊原俊介(瀬戸康史)だった。
(2月17日更新)