――お互いのシェフ姿、僧侶姿、屋台のキャラクターがプリントされたユニフォーム姿の感想は?

神山:ポスタービジュアルの翔太はシェフ、輝元は僧侶の格好をしていますが、シーンとしては少ないんですよね。それこそ、輝元と同じシーンで僕がコックコートを着ることはないんじゃないかな。

輝元の僧侶姿については、丸刈りにしないんだなと思いました(笑)。

中村:丸刈りにしない宗派もあるみたいで。でも、僕は丸刈りにしたいって言ったんですよ(笑)。

神山くんのシェフ姿はほぼ見ていないので、ポスターを見てめちゃくちゃ似合っていると思いました。

屋台で着ているお揃いのトレーナーにプリントされたキャラクターは、屋台のプロデューサー・輝元が考えたという設定です。もし見てくださる皆さんが「これ、ほしいな」と思って声にしてくれたら、商品化するかもしれませんよ(笑)。

神山智洋が再現したい思い出の味は「関西圏にしかないお店のラーメン」

――もし、ミッドナイト屋台にお客さんとして行くなら、どんな料理をリクエストしたいですか?

神山:「なんでも作ります」というメニューがかかっている屋台なので、スイーツをお願いすると思います。僕自身、甘いものがめちゃめちゃ好きなので、パフェかな。ホワイトチョコをふんだんに使った夜パフェをお願いします。

中村:僕は、味の濃いものが出る屋台だとうれしいな。撮影が終わったあと、「よっしゃー!バーッと食べたいな」と思った時に、濃い味付けでガッツリ系の「ニラもやし炒め」があったらいいですね。

――劇中、屋台ではお客さんの思い出の味を再現しますが、お2人がもう一度食べたいメニューはありますか?

神山:大好きなラーメンがあるんですが、そのお店が関西圏にしかないんです。仕事などで大阪に行ったときには必ず夕食を食べに行くし、大阪でライブがある時には、ライブが終わったら1人でそのラーメン屋さんに行くくらい大好き。メンバーからも、「また行くの?好きやなぁ」と言われています。

もちろん、東京に戻ってラーメンを食べに行ってもおいしんですけど、僕にとってはあのお店がナンバーワン。それをぜひ再現してほしいなと思います。

中村:僕の思い出の味は、キャベツ焼きです。中学生くらいの時に、地元の駅の近くにお持ち帰りできるお好み焼き屋さんがあって、そこでキャベツ焼きが売っていて。

薄皮にキャベツとソースだけのシンプルなお好み焼きみたいなもので、部活の帰りとか、ダンスの練習のあと、休日のお昼にも買って食べていました。そのキャベツ焼きを再現してほしいですね。

――もし、お2人で屋台を出すとしたら、どんなコンセプトにしたいですか?お2人は、それぞれどんな役割を担いますか?

中村:やっぱり、2人が好きなものって言ったらゲーム。今で言うと、『モンハン』(『モンスターハンター』シリーズ)じゃないですか。ということは、モンハンカフェじゃないですか?

神山:いいね。2人の好きなものをコンセプトにしたモンハンカフェ屋台。出すものとしては、ゲーム内に出てくるアイテムにちなんで、「こんがり肉」を焼いたり、「回復薬」みたいなドリンクを作ったりすることになるかな。

中村:僕たちの役割は…ハンター1、ハンター2になります(笑)。

神山:僕たちのファンの方たちとモンハン好きが来てくれるお店になるといいね。

――最後に、ドラマの見どころとメッセージをお願いします。

中村:すごく心温まるストーリーなので、土曜の夜にこのドラマを見て、次の日の夜ご飯を決めていただいたらうれしいです。週末の一つの楽しみになる作品ですので、ぜひご覧ください。

神山:おいしい料理や心に響くメッセージがたくさん出てくるドラマです。このドラマを見て、ちょっとお腹を空かせていただいて、「明日、これ作ってみようかな」と思ってもらえたらうれしいです。

そして、翔太と輝元の凸凹な感じも作品の魅力の一つです。「1人でできないことも、2人ならできる」というメッセージが詰まった、背中を押してくれるドラマだと思いますので、ぜひ土曜の夜にホッとした気持ちで見ていただければと思います。