Z世代を中心に絶大な人気を誇る、シンガーソングライター 舟津真翔さん。
2024年5月にリリースした『一目惚れ』が、TikTokでの総再生数11億回を超え、自身の公式YouTubeでのMV再生回数も1000万回を突破!『TikTok Awards Japan 2024』『TikTokトレンド大賞2024』のミュージック部門なども受賞し、ロングヒットを続けています。
恋する人への思いをストレートに綴った歌詞と、繊細でグッとくるメロディ、ストリートライブで鍛えられた歌唱力と三拍子そろった楽曲には、「学生時代の初恋を思い出してキュンとくる」「私も一目惚れ中!告白の勇気もらった」「真翔くんの声とか全部好きー!!歌詞が共感しかない」「美メロ過ぎる。毎日聴いてるー」といった声がSNS上にあふれています。
現在、デジタルリリース5作目の『アロエ』がリリースされたばかりの舟津さんに、フジテレビ佐久間みなみアナウンサーがインタビュー。『一目惚れ』の貴重な制作秘話や舟津さん本人による楽曲解説など、たっぷりお話を伺いました!(前後編の後編)
前編:Z世代の心をつかむ舟津真翔の原点はMr.Children ゆず 尾崎豊?曲をバズらせる秘訣と恋愛観を明かす
また、動画では舟津さんと佐久間アナが一緒に『一目惚れ』を歌うスペシャルコラボも!わずかな事前練習の後、1発で見事なハーモニーを奏でた2人の様子や、舟津さんが佐久間アナの歌声に驚く場面を、ぜひご覧ください!!
『一目惚れ』の“推しポイント”を舟津真翔が自ら解説【ココおし】
佐久間:改めて、この『一目惚れ』はどんなきっかけで生まれた曲ですか?
舟津:元々サビだけできていて、そこからフルにした楽曲です。デモの中でもひときわ目立っていた曲です。
佐久間:イントロからいいですね。
舟津:うれしいです。自分がリリースした曲で、唯一、イントロがあって、頭サビじゃない曲かもしれません。
佐久間:では、具体的に『一目惚れ』の“推しポイント”を聞いていきます。最初のポイントはどこでしょうか?
舟津:ちょっとわかりづらいんですけど、ギターのコードです。サビをより引き立たせるために、マイナーやセブンスを使っているBメロ(「♪恋はゆっくりと時間をかけて育てて いくものだと思ってたけど このトキメキを抑えようとすると 余計に意識しちゃうんだ」)がお気に入りです。
佐久間:なるほど!確かにちょっと切なくなるというか、深みが出てキュッとした感じになりますよね。
舟津:そうです。ちょっと静めるというか、落ち着かせています。
このとき、「弾いたほうが分かりやすいかも」とギターで実演してくれた舟津さん。繊細な歌声と共に動画でチェックしてみてください!(2分30秒~)
『一目惚れ』は“デモのデモ”では『きっかけ』という曲だった!?
佐久間:続いての“推しポイント”はどこでしょうか?
舟津:(サビのラストのフレーズ)「いま逢いにいく/いまI need you」と韻を踏んでいるところは、ちょっとお気に入りですね。
佐久間:確かに耳に残りますね。歌いたくなっちゃう。ピシッとハマってますね。
舟津:“ハマり”はやっぱり気にしているかもしれません。メロディに対して歌詞とかは。
佐久間:字余りを避けたいとか?
舟津:あえて字余りにするときもあるんですけど、このフレーズに関してはピッタリはまりましたね。
佐久間:ここまでたどり着くのにいくつかパターンはあったのですか?
舟津:例えば、『一目惚れ』のサビに関してはそうですね。デモがあって、さらにデモがありました。
佐久間:さらにデモがあった?
舟津:デモのデモみたいなのが。
佐久間:デモのデモ?サビの雰囲気とかが、まったく違ったのですか?
舟津:似たような感じだったんですけど、どんどん削ってすっきりさせていった感じです。
佐久間:ちなみに、デモのデモのとき、サビはどんな感じだったか覚えていますか?
舟津:『きっかけ』という曲でした。
佐久間:タイトルから違う…。
舟津:サビも「♪ひとつのきっかけが~」と始まるような感じで、(恋の)「きっかけ」が「一目惚れ」だよね、という曲だったんですけど、そうじゃなくて『一目惚れ』って言っちゃった方がいい、みたいな作り方でした。
佐久間:『きっかけ』が『一目惚れ』に進化していったと。貴重なエピソードをありがとうございます。
舟津さん自身が「人前では歌ったことがない」と言う『一目惚れ』の“デモのデモ”『きっかけ』、特別にワンフレーズ披露してくれました!どこにも出たことがない貴重な映像、ぜひ動画でご覧ください!!(5分20秒~)