幻ともいえる『きっかけ』の一部を聞かせてもらい、佐久間アナもスタッフも舟津さんのサービス精神に感動。さらに、佐久間アナが“『一目惚れ』のサビの歌詞を全て同じにした理由”を聞くと…。

『一目惚れ』のサビの歌詞を全て同じにした理由は「叩き込ませるため」

佐久間:続いての“推しポイント”をお願いします。

舟津:Dメロの「♪髪型もコーデもバッチリ決まった日は 誰よりも何よりも君に見せたくて」です。テンポ感も歌詞もハマったな、って。(リズムをとって)“ダンダン、ツ” “ダンダン、ツ”っていう無意識に乗れるような感じですね。
楽曲のなかでも、Dメロは大事にしているポイントで。ここちょっと上手くできたんじゃないかなって(笑)

佐久間:この歌詞はどうやって思いついたものなんですか?

舟津:もう、このまんまですね。髪型もバッチリ決まった日は、誰よりも君に見せたい、という。ストレートで恥ずかしいんですけど、「とにかく君に見せたい」という(笑)

佐久間:ちなみにこれは、男性目線、女性目線、どちらからの歌詞でしょうか?

舟津:男性目線ですね。

佐久間:女性が髪型もメイクもバッチリで、「よし!」となるのはわかるのですが、男性も思うってことですもんね。

舟津:僕は思いますね。世の中の男性はどうなんだろう。でも、ここが好きって言ってくれる(男性の)友人は結構いますね。


佐久間:「♪君に一目惚れ」という(一連の)サビは、(1番も2番も)変えていないじゃないですか?そこもこだわりですか?

舟津:それもあえてです。サビの歌詞とメロディを叩き込ませるために。それだけ(歌詞のような気持ちで)思っているという。

佐久間:いやぁ~そうですよね。聴くほうも(何度も聴けることで)歌いやすくもなりますよね。


佐久間:
ちなみに、この曲を歌ううえでのアドバイスはありますか?強弱のつけ方とかポイントがあれば。

舟津:本当に好きなように歌ってもらうのがいいと思います。僕も好きなように歌っています。サビの「晴れ渡れ青春」のところは、スカーンと出せたら気持ちいいかもしれませんね。
あとは、男性キーでかなり難しいと思うんですけど、みなさんぜひカラオケでも歌ってみてください。

撮影:今井裕治

インタビュー前編では、『一目惚れ』がこれほど大ヒットとなっての心境、バズる音楽を生み出す秘訣、15歳で単身上京した際のエピソードなど、たっぷり語っています。

インタビュー前編:Z世代の心をつかむ舟津真翔の原点はMr.Children ゆず 尾崎豊?曲をバズらせる秘訣と恋愛観を明かす