涙ながらのいづみの演説に対しハルコが一撃…笑い死ぬ!!!

最終回のポイント④ 

熊咲(草野イニ)とマリリン(星野奈緒)が結婚する前に、親同士が結婚しちゃうくだり問題

マジでこのくだり、個人的にはどうでもよかったわけですが(おい!)熊咲とマリリンが結婚するくだりの最終地点付近が、なんでか、その親同士が結婚しそうになる!?っていう流れで、ここへきてなぜそんなややこしいエピソードぶっこんでくんの?だったんだけど、まさかそのオチが、まさかまさか…

熊咲「僕たち…兄妹になってしまいました!!」

大谷(合田雅吏)「ハッハッハ~!」

(完)

じゃねーーーーー!!!!!

大谷の高笑いでごまかすな!!!熊咲とマリリン、結婚どうなっちゃったの!?兄妹になったから、結婚できませんでしたってこと!?え?!どういうこと!?…うん、いやでも、そんなこと、個人的にはどうでもよい(ひどい!)。

最終回のポイント⑤ 

龍くん(堀海登)とアジア一の資本家・フェレットさんとの脈略不明“魚釣り対決”の行く末問題

あの、絶対に、アジア一の資本家・フェレットさんを担ぎだすためという、それだけで設定されたであろう脈略不明の“魚釣り対決”だけど、その脈略不明に関しては、ハルコのいつも通りだし、おなじみのテンションってことでこっちも納得だし、そもそも脈略不明だからこそおかしいし、脈略不明を演出するにしてもなぜ“魚釣り対決”なのか?を考え出すことこそに意味があって、それが逆に奥深いしってことで、その辺の脈略は端から気にしてない。

ないもの同然だったはずなのに、これもまさかまさか、

フェレット「ハルコが最高にデカい餌か…この俺が、釣られてみるもの面白いかもしれない」

…うまい!!気が利いてる!!…じゃねーーーーー!!!!!

脈略ないはずの“魚釣り対決”に、意味、込められてた!!じゃねーーーーーー!!!!!

最終回のポイント⑥ 

ランと龍くんの恋の行方問題

うん、っというわけで、なことよりなにより、ランと龍くんの恋の行方ですよ!!(ここまで長すぎ)

今回の第3シーズン、なぜここへきて急にサブストーリーとしてBL要素が足されたのか?謎だったわけだけど、このハルコときたら、そんな一見するとBLな要素…もうジャンルとして確立されたそのBLというジャンルを、流行りものだから物語のギミックとしてハルコの世界観に取り入れてみました…ってな具合の、遊び心じゃなく(ほかは、ほぼ遊び心だっていうのに!)、今回のハルコは愛と美のスーパードクター… “愛”が加わることによるバージョンアップを図っているわけだから、そのために異性だろうと同性だろうと、誰かが誰かを好きになること、そしてそれが好きになる同士になることの奇跡を描いて、だからこそランが財閥のその後継者にならんとする人物だとしたって、その奇跡の愛に勝るものはない!ってのを、あえて、男性同士×財閥の御曹司という枠組みで浮かび上がらせてみせたっていう、その見事さ。

…で、それを、その奇跡を、何なら愛することの奇跡から、何不自由なく生きていられていることの奇跡にまで転じて、それを誰よりも痛感しているいづみ(松本まりか)が、心を込めて、その渾身の思いを最強のラスボス・ナッツに説得する!!

それによる大団円!!感動の大団円へ!!!…なんだけど、こちとら、ついさっきまで、ナッツが発狂!!→(CM明け)ふて寝!!を目撃してるもんだから、いくらいづみが涙の大団円を演出したとしても、もうこっちはそれどころじゃない。

別の感情、入る余地がない。正直いづみが泣いてることに戸惑っている…。いや、だけど、あのいづみ、そんないづみだからこそ、その奇跡の尊さを、ここで、唱えられるんだよね…最終回だしね…ハルコじゃなくて、いづみがラストの喝!を締めくくっても、それはそれで…いい…よね?…とかなんとか、納得しかけたその次の瞬間!!シーズン3最終回にして、全シリーズ最高の(最低の?)「ひどいセリフ」炸裂!!!

サブ情報「今週のひどいセリフ」(シリーズ史上過去最高)

涙ながらのいづみの演説に対しハルコが一撃

「よく言った、貧乏人!!!」

爆!!!

ひ、ひどい!!!笑い死ぬ!!!

いくらこのハルコらしからぬ、涙涙の大団円を笑いでおとす…ちょっとふざけてみせる…照れてみせるっていうその演出を、最後につけ足すにしたって、いくらなんでも「よく言った、貧乏人!!!」って。

うん、まさに、ハルコにしか言えない、説得力しかない唯一無二の真似できなさすぎるセリフ!!ひどい!!ひどいけど、最高!!!

で、で、で、なんだけど、ジュンもナッツも、ランパパも、ランも、龍くんも、個人的にはどうでもいいと思ってる熊咲もマリリンも(おい!)、誰でもかれでも、別にそのオチでよかったんだけどさ。

ここへきて、第1シリーズから、この第3シリーズまで大切に育んできた、あの、いづみの、あの超人キャラ・ハルコに並べるほどに成熟したいづみの、その“オチ”が、カンボジアで農業って、いくらなんでも、いくらなんでも…なんだけど、なぜ…なぜだろう?

「いづみがカンボジアで農業」から感じられる…圧倒的最終回感!!!名古屋のご当地ドラマから始まったこのシリーズのラストが、そのシリーズの大切なヒロイン・いづみの、そのオチが「カンボジアで農業」…っていう、どうしたってちぐはぐで支離滅裂さだって漂うのに、なぜだか感じられてしまうのは、とてつもない収まりの良さ!!!なぜ!?なぜなの?!どうして!?

…で、「いづみがカンボジアで農業」=「圧倒的最終回感」かつ「とてつもない収まりの良さ」ってことは、収まり良すぎて続きがつくれないほど…ってことだから続編ないのか?ていう心配に結びつくわけだけど、うん、いやでもだけど、シーズン4で、農業してる最中、急にハルコに呼び戻されていつも通りやってくるいづみってのも、ハルコのなせる業!!か!?(意味わからん)