お笑いコンビ「ロッチ」のツッコミ担当、コカドケンタロウさん(46)が、2025年3月9日、自身のSNSに投稿したのは、慣れた手つきでミシンを使う姿。

出来上がったのは、知人のお子さんのために作ったという「幼稚園バッグ」。子供の成長を考えて、持ち手の長さも調整できるという優れものです。

さらにSNSには、トートバッグや巾着に、サコッシュ、ワンちゃんの洋服にズボンまで!すべてコカドさんがミシンを使って生地から作ったといいます。

このコカドさんの“隠れた才能”が話題となり、2024年11月には「コカドとミシン」なる本まで発売され、こちらも大人気に!

芸能界にもファンが多く、お笑いトリオ「我が家」の坪倉由幸さんに肩掛けの小さなバッグをプレゼントしたり…。

ネプチューンの堀内健さんからは、「ヒョウ柄のバッグが欲しい」というオーダーを受けレオパード柄のショルダーバッグを製作。

料理上手な、あばれる君には、山などでサバイバル料理する姿をイメージして「ミトン」をプレゼントしました。

「何かに熱中したい」ミシンにはまった理由

お笑い芸人のコカドさんが、なぜここまでミシンにはまったのでしょうか?コカドさんを取材すると…。

ロッチ コカドケンタロウ:
きっかけは、40歳になって趣味がなかったので、趣味を持って何かに熱中したいと考えた時に、昔から古着屋で働いたり、洋服好きやったりとか、全部あてはまるのが、ミシンなんじゃないかって。

「人生で最初の作品」は、持ち手部分が赤色のミニバッグ。
出来上がったものを見た瞬間、ミシンという沼にすっかりはまったといいます。

ロッチ コカドケンタロウ:
バッグとして使えるというものができて、感動したんですよね。
起きた瞬間からやるんですよ。ずーっとやっていて、なんかやりにくいな?と思ってきたら、日が沈んでいて、真っ暗になって、もう夕方なんやみたいな。

相方の中岡創一さんが骨折したときも、足の痛々しさを見えないようにするカバーを、チェック柄とレオパード柄の2種類製作。

ロッチ コカドケンタロウ:
中岡君、骨折したんで、骨折のギブスとったあとのサポーターあったら痛々しく見えるから、それを隠す足のカバー作ってって言われて。

そんなコカドさんの、ミシンに対する思いとは…。

ロッチ コカドケンタロウ:
衣食住の「衣」ぐらいは、自分で全部なんとかしたいっていう気持ちはありますけどね。

(『めざまし8』 2025年3月11日放送より)