「父が背中を押してくれた」女性芸人3人が語る“親の愛” ぼる塾あんり＆3時のヒロインかなで＆吉住デビュー秘話

8月25日（日）7時～『ボクらの時代』

ボクらの時代

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かなで「やりたいと言ったことを応援してくれた」

『3時のヒロイン』のかなでさんは、かなでさんが得意とするダンスを入れたネタで「女芸人No.1決定戦 THE W」（2019年）優勝。
現在、俳優業にも活動の幅を広げています。

吉住：
お笑い好きだった？

かなで（3時のヒロイン）

かなで：
お笑いは私、元々好きで、お父さんの影響でテレビとか見ていたんだけど、習い事をすごくいっぱいしていて、あまり遊ぶ時間がなかったというか…今より忙しかったかもしれない。

吉住：
えー！

あんり：
ちょっとお嬢様？

かなで（3時のヒロイン）

かなで：
ちょっと…お嬢様だった（笑）

あんり：
アハハ（笑）でもその雰囲気ある！

かなで：
うち4人きょうだいなんだけど、みんな本当に自由で。
「やりたい」と言ったことは応援してくれた。
今も（家族が）テレビを見て「おもしろかったよ」という言葉はないけど、でも見てくれているんだな、心配はしてくれているんだなという感じはある。

吉住「東京03のネタを見て」

あんりさんとかなでさんと同じ年にデビューした吉住さんは「女芸人No.1決定戦 THE W」（2020年）チャンピオンに輝きました。

かなで：
上京して来たの？

吉住

吉住：
そう、上京してきた。

かなで：
どこから？

吉住：
福岡出身で、熊本の大学に行ったんだけど、その後、養成所に入るために東京に上京してきた。

あんり：
よりすごいわ！1人でやっているのが。

かなで（3時のヒロイン）

かなで：
すごい！
じゃあ上京した時からもう1人でやっているんだ！

吉住：
2歳年上のお兄ちゃんがいたから、ずっとお兄ちゃんの後しか追ってなかったの。
高校とかもお兄ちゃんが行っていたからその高校に行くみたいな。
何にも意志がない人間だった。

あんり：
へ～！
でも親に「芸人をやる」と言った時は？

吉住

吉住：
親には高校を卒業するぐらいに「芸人になりたい」って言ったの。
それまでそんなにお笑いも見ていなくて、ふとテレビで東京03さんを見て「コントっていうものがあるんだ！やってみたいかも！」って思って。
お笑いを好きじゃなかった娘が急に高校卒業前に「お笑い芸人になりたい」って言って。

でも親に「いや…さすがに大学だけは行ってくれ」と言われたから、大学に4年行って、その後もう一回「芸人になります」って言ったらもう「どうぞ」っていう感じだった。

かなで：
「THE W」で優勝した時とか、家族はどういう反応だったの？

吉住：
喜んでいた！
「本当に良かったね！」って。

あんり（ぼる塾）

あんり：
そうだよね！しかも1人でチャンピオンになったんだもん！

吉住：
お兄ちゃんがしっかりしている人で私はダメ娘じゃないけど、心配かけるタイプだったから、お笑いでいちおうご飯を食べられるようになったんだね、というので親は喜んでいた。

私が優勝した後の写真を飾って、その写真の周りにお花を生けているの。
まるで死んだ人みたいな感じで飾ってあって（笑）
もう帰らぬ人みたいな飾り方しているから、「それは喜び方、間違っているよ」って（笑）

あんり・かなで：
アハハ（笑）