今、豪華クルーズ船旅行が盛り上がりを見せています。
2023年日本発着クルーズ10周年を迎えたダイヤモンド・プリンセスは、現時点で今年の夏までのクルーズは、予約でほぼいっぱいだといいます。

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他の会社のクルーズ船も今年10月までの横浜・東京発着の船はほぼ完売だとか。

2024年5月に家族4人でクルーズ船旅行に参加したサリーさんは、クルーズ船旅行の魅力について「もう動くホテル」だと話します。

クルーズに参加した　サリーさん：
これに乗ります！やばい久々に見たけどやっぱり鬼のように、マンションのように大きいよね～。わくわくするな～。

クルーズに参加した　サリーさん：
クルーズの旅だと、乗船料の中に食事の料金が全部含まれてますので、値段を全く気にせず、好きなものを好きなだけ食べられるっていうところが、特に食べ盛りの男の子がいる我が家のような家庭にはピッタリでいいと感じましたね。
また、船だったら一回乗るだけで、もう全てに行けちゃうっていう手軽さもすごくありますね。もう動くホテルなんですよ。

人気が殺到している「クルーズ船の魅力」とは一体、何なのでしょうか？

めざまし８はスタジオに、“旅行の達人” 航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏お迎えし、人気クルーズ船のオススメツアーとその魅力を解説していただきました。

鳥海さんによると、インバウンド需要によってホテル代が高騰し、これまで高いというイメージがあったクルーズ船の方が、より割安なツアーが増えているとのことです。

さらに、“オールインクルーシブ”というシステムで、移動だけではなく、宿泊・食事・娯楽など全てがツアーの料金の中に含まれているので、乗船したその瞬間から旅行が楽しめ、また、海外に寄港するツアーは国際線扱いになり宿泊費や食事・買い物などは免税でお得になるとのこと。
寄港地では余計な荷物を船に置き、手ぶらで観光ができるというのも人気な理由です。

MC　谷原章介：
行きたくてしょうがないんですけど、クルーズ船ってそんなに最近人気なんですか？

航空・旅行アナリスト　鳥海高太朗さん：
2015年ぐらいから外国製の船が増えたんですね。それによって時間さえあれば一番安い部屋なら1泊1万円台前半ぐらい。10日間で10万円ちょっとというお安いのが出ていますから、気軽に行けるようになってきました。

堀池亮介アナウンサー：
「旅行の達人・鳥海さん厳選クルーズ船旅行3選」をお伝えします。まずは、夫婦・カップル向け「ダイヤモンド・プリンセス」です。

鳥海さんオススメツアー①「ぐるり本州一周クルーズ11日間」
・期間　2025年5月25日～6月4日
・料金　10泊11日　17万7千円～89万4千円
※プリンセス・スタンダード
※2人1室利用の場合1人当たり
・外国人客も多く、海外に行った気分を味わえる

MC　谷原章介：
10泊で17万！？ 交通費と宿泊費と食事もついてくる。めちゃくちゃお得じゃないですか。

鳥海高太朗さん：
ただ1番内側の部屋だと窓がないんで、スイートルームだと同じ旅程で89万円ぐらいになりますね。また、これは韓国に寄港するというのが大事で、これだと国際線になりますのでそれによって消費税がかからない。

堀池亮介アナ：
1番高い89万4千円のスイートルームだと、海が見えてプライベートバルコニーもついています。その中でも最高級のグランドスイートというお部屋は広さ約124㎡。船の中に豪華ホテルがついているような感じですね。
1番安い17万7千円のお部屋は、船の内側で窓なし。シャワーはついていて広さ16～17㎡です。

鳥海高太朗さん：
窓ありの部屋でも20万円台からあります。窓ありにするか窓なしにするかっていうのは一つ。でも1回目は窓ありの部屋に乗ってもらって、慣れてきたら窓なしにするっていうのもありかなと思います。

堀池亮介アナ：
さらに「ダイヤモンド・プリンセス」の船内には色々な施設があります。
室内外に設置されたプールに、オーシャンビューを堪能できる展望浴場、トレーニングジムやスパ施設、ダンスやマジックなどのエンターテイメントを楽しめる劇場も。プールサイドにある巨大スクリーンでは映画鑑賞ができ、外国船ならではのカジノも楽しめちゃうんです！

MC　谷原章介：
これは国内を周遊している時もカジノができるの？

鳥海高太朗さん：
日本の岸壁から20数㎞離れると公海上になるので、そうすると免税ショッピングやカジノも合法でできます。

堀池亮介アナ：
リッチなシニア向け。日本最大のクルーズ客船「飛鳥Ⅱ」ですが、日本近海から世界一周まで多彩な旅行プランが特徴的です。その中でも特徴的なのがこちらの「竿燈・ねぶた祭クルーズ7日間」。

鳥海さんオススメツアー②「竿燈・ねぶた祭クルーズ7日間」
・期間　2024年8月3日～8月9日　※現在はキャンセル待ち
・料金　6泊　43万9千円～214万円
※2人1室利用の場合　1人当たり

堀池亮介アナ：
「飛鳥Ⅱ」の客室は、全部で9タイプ。その全ての部屋が海に面した窓とバスタブ付きの浴室を完備。最上級の「ロイヤルスイート」はプライベートバルコニー付きで、約88㎡。リビング、ベッドルーム、バスルームがそれぞれ独立しています。また、４種類あるスイートルームでは、部屋で朝食を楽しむこともできます。

日本の船ですので、船内で日本語が通じるんですよね。日本人医師もいますので、困った時に日本語が通じるのはとても安心ですよね。
さらに最上階には大海原を眺めながら入れる露天風呂があったり、10個のレストランで、旬の食材や寄港地の食材などを取り入れたバラエティ豊かな食事が楽しめます。また、海を眺めながらのフィットネスセンターやダンスホール、カジノ・映画館や船内ショッピングも楽しめます。

堀池亮介アナ：
お値段が少し抑えられているファミリー向けの「MSCベリッシマ」。こちらおすすめのツアーは「東京・台湾・石垣島片道クルーズ6日間」です。

鳥海さんオススメツアー③「東京・台湾・石垣島片道クルーズ6日間」
・期間　11月23日～　※現在はキャンセル待ち
・料金　5泊　5万5500円～31万2000円
※2人1室利用の場合1人当たり

堀池亮介アナ：
広さ約26㎡のヨットクラブデラックススイート。バルコニーもついています。おすすめの部屋も広さ約17㎡で海側です。

堀池亮介アナ：
豪華な施設が目立つ船内ですが、なんとレゴグループとコラボで開発されたキッズエリアを完備。家族みんなで参加できるイベントも行われます。さらに、子供と一緒に楽しめるアクティビティ施設もあります。

本当にたくさんの施設が充実しているクルーズ船。皆さまも楽しんでみてはいかがでしょうか。

（『めざまし８』　2024年7月17日放送より）