蒸し暑い夜の睡眠時に、気をつけたいポイントについて考えました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
今回は、「寝苦しい季節の快眠法」というテーマでMCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、虻川美穂子さん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんが専門家の意見を聞きました。
夏バテや熱中症にも繋がる睡眠不足を改善する方法は?
スタジオには、「東京疲労・睡眠クリニック」院長の梶本修身先生が生出演。先生によると、日照時間や温度、湿度などの影響で、夏場は冬に比べて睡眠時間が10〜40分短くなるのだといいます。
梶本先生は、「毎日10分ずつ睡眠時間が短くなるだけでも、身体には影響が出る。体温や血圧、心拍などの調節力が弱まると、倦怠感が増して夏バテや熱中症につながり、免疫力が低くなることで生活習慣病のリスクも高まる」と警鐘を鳴らしました。
エアコンのつけっぱなしが気になる人は、タイマーが午前3〜4時に切れるように設定を!
快適な睡眠のためにまず知っておきたいのが「エアコンの適切な温度」。スタジオでは、竹山さんが「24〜26℃」、三上アナは「26℃」、虻川さんが「除湿で24℃」、千秋さんは「28〜29℃」と設定温度はまちまちでしたが、「寝ているときにエアコンが切れると暑い」という点では全員が一致しました。
梶本先生は、「節約や節電という観点は抜きに、医学的な根拠によれば」と前置きした上で、「室温計を部屋に置いて、24℃をキープするのがベスト」と主張。
室温を低く保ち、鼻から息を吸うと脳をクールダウンして休めることができるそうで、24℃では寒いと感じる場合は、寝具や衣類などで調整するのがいいそうです。
「湿度が90%以上の場合、室温が25℃でも熱中症のリスクが高まる。熱中症で亡くなる人のうち、40%が夜間に亡くなっているというデータもある」そうで、「エアコンはつけっぱなしでもいい」と先生は訴えました。
虻川さんが「冷房をつけっぱなしにすると、電気代が気になるのですが…」と不安を述べると、梶本先生は「午前3〜4時に冷房が切れるようにタイマーを設定してほしい」とアドバイス。
入眠時だけ涼しければいいと2時間タイマーを設定する人も多いそうですが、特にマンションの場合はコンクリートが熱を持って夜の11時くらいまで暑い状態が続くため、「2時間タイマーは危険!」と先生は忠告しました。
また、夫婦間でエアコンの温度の感じ方が違う場合には、「掛け布団を別々にして体温調整をするか、ベッドが別々ならベッドの間にレースのカーテンをかけて、寒がりの人に風が当たらないようにするなどの工夫が良い」と先生は対処法を語りました。
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