高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」。
運営会社が突然の解散を発表し、利用者に困惑が広がっています。
中には、ロレックス5本、総額3800万円分を預けていた人もいました。
ロレックスなど預けていた男性は「もう信用できない」
「トケマッチ」は高級腕時計を所有者から預かり、その時計を借りたい人へ貸し出すレンタルサービス。
所有者には時計の査定額に応じた預託使用料が月に1回支払われるシステムで、これまでに預かった腕時計は1500本に上るといいます。
しかし、その運営会社「ネオリバース」が2024月1月31日に突然の解散を発表。
この事態に腕時計を預けていた人は、メールを送ったといいますが...。
トケマッチを利用した30代男性
「メールを送ったら自動的なメールの返信があったくらいで連絡の取りようがないですっていう状況です。」
男性は、2本で総額180万円分の時計を預けていました。
解散発表直後、運営会社にメールをしたものの折り返しはなく、預けた時計が返ってくるかどうか不安だといいます。
“返却が難しい場合、損害賠償支払う” 利用者は「信用できない」
今後の対応について、「トケマッチ」の運営会社は・・・。
「ご返却につきましては本日より6ヶ月を目安として発送手配いたしますが、
ご返却が難しい場合、損害賠償の金額をお支払いさせていただきます。」
とホームページ上で説明。
しかし、215万円のロレックスをはじめ、総額およそ450万円分の時計を預けていたという男性は
「もう信用できない」と話します。
トケマッチを利用した40代男性
「会社を解散する前に返却するのがまず筋だとは思いますし。
連絡が取れませんのでトケマッチとは。もう全く信用できないですよね。」
また、ロレックス5本、総額3800万円分を預けていたという別の利用者は、男性は運営会社の対応についてある不審な点を感じていました。
トケマッチを利用した40代男性
「1月31日に5万円だけ入っていたんですよね。
その時点で金額が合わないしこれ絶対おかしいだろと思って」
1月末に振り込まれるはずの預託使用料は28万円。
しかし、振り込まれたのは5万円だけだったといいます。
今回の件について弁護士は・・・。
エジソン法律事務所 大達一賢弁護士
「(HP上で)レンタル料の支払いや時計の返却などをうたっておりますので、
これがそのまま守られるのであれば、戻ってくるだろうということにはなりますが、
仮に今回の解散の背景事情として財政の厳しさということであれば、
レンタル料の不払いや、時計現物の返却ができない事態が懸念される。」
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