自ら取り調べの続行を望む愁。公安部時代、工作員のような訓練を受けた愁は、やがて爆弾のスペシャリストになり、「東京シンフォニーホール爆破事件」や「警察官連続殺人事件」に関わったという。
愁が千寿に近づいたのも、千寿が結城真一(平山祐介)から託されたチップを奪うことが目的だった。
しかし千寿と過ごすうちに心から笑えるようになり、いつしか任務よりも千寿の思いに応えたい、という気持ちが大きくなったのだという愁。やがて千寿の子どもを身ごもるが、幸せになればなるほど、自分が犯した罪の重さを実感するようになっていたと明かす。
愁(観月ありさ)を狙撃しようとした犯人を祈里(青木さやか)らが拘束!
愁は「HIDE&SEEK」に「千寿はチップを持っていない」と報告。ところがその矢先、マンションに爆弾が届けられ、千寿と愁は爆発に巻き込まれてしまった。
2人は無事だったが、お腹の子を失った愁。子どもを失っても、まだ幸せでいられることに耐えられなくなり、千寿と別れることを選んだという。
同じころ、愁を狙ったライフルについて調査していた志熊亨(有澤樟太郎)は、管理官の尾瀬義郎(松角洋平)から拳銃の出し入れ簿を見せてもらう。
一方、オクラ室長・幾多学(橋本じゅん)の指示で警視庁内を探っていた牧原祈里(青木さやか)と吉岡雷(前田旺志郎)は、栗林(佐々木一平)という警察官から硝煙の匂いがすることに気づき、拘束。
栗林は服毒自殺を図ろうとしたが、吉岡によって阻止されていた。