結成10周年を迎え、唯一無二のグループとして輝き続けるTHE RAMPAGE。最後に、RIKUさんが叶えたい現在の夢を聞きました。
言葉は最強の回復薬であり、最恐の武器にもなる
――ボーカリストとして言葉を大事にしていると思いますが、RIKUさんにとって言葉はどういうものですか?
最強の回復薬だし、“最恐”の武器にもなる。だからこそ、大切にしたいです。言葉でたくさん傷つけられたし、今も傷つくことがあるけど、だからって誰かを傷つけることを絶対にしたくない。弱っている人を回復させるアイテムとして、言葉を発信したいと思っています。
――肉体の暴力より、言葉の暴力のほうが残酷な場合もありますよね。
心に負った傷は一生治りません。だって、刻まれちゃってるんですもん。心に刻まれた傷という名のタトゥーは誰にも落とせないものだから、共存していくしかないと思っています。
――RIKUさん自身がこれまで影響を受けた言葉、心の支えとなった言葉は?
『RIKU365』でも紹介していますが、「近道したいなら一番ツラい道を選べ」という魔裟斗さんの言葉と、高校の恩師から贈られた「諦めは愚か者の結論なり」という言葉が、僕の人生の指針になっています。
――今年はグループで濃密な時間を過ごすことも多かったと思いますが、今、メンバーにどんな言葉をかけたいですか?
この10年、好きも嫌いも何百周として、もはや家族のような関係値になっているので、メンバーには「ありがとう」しかありません。
人を見放すって、言ってしまえば簡単にできることだと思いますが、誰一人それをせず、10年間を過ごしてきたので、一緒にいてくれたメンバーには感謝しかないです。
――2024年はどんな年でしたか?そして、2025年の展望を聞かせてください。
2024年は人生で一番働いた年だったんじゃないかな。大変でしたけど、乗り越えることができたのはメンバーとRAVERSのおかげなので総じてOK。2025年はTHE RAMPAGEとしてはもちろん、ひとりの歌手としてもっと飛躍できる年にしたいです。
――RIKUさんの今の夢は何ですか?
THE RAMPAGEとしてはドームツアー。個人では、ソロデビューとソロツアーをやって、歌いまくりたい。僕は欲張りなんです(笑)。
撮影:河井彩美
スタイリング:浅井秀規
ヘアメイク:ウエノアヤコ(KIND)
『RIKU365』(幻冬舎刊)12月7日発売