本書ではボーカリストとしてのRIKUさんと、ひとりの男性・青山陸さんの姿も紹介。それぞれの立場からみた印象を聞くと…。

弱さに打ち勝てるようになったのはメンバーとRAVERSのおかげ

――RIKUさんは強い人ですか?弱い人ですか?

弱い人です。強かったら、おそらく人生を放棄しようなんて考えなかったんじゃないかな。けれども、約10年の活動を経て、弱い自分にちょっとだけ打ち勝てるようになった気がしています。

――弱さに打ち勝てるようになった要因は?

家族とTHE RAMPAGEの仲間、応援してくださるRAVERS(ファンの総称)の存在のおかげです。マイナスな行動を起こす前に踏みとどまらせてくれたのは家族の愛情だし、歌うこと、ステージに立つ素晴らしさを僕に教えてくれたのはRAVERS。そんなかけがえのない人たちと乗り越えてきた日々が重なって、今の僕が存在しているのは間違いないです。

――グループ結成から10年が経ち、RIKUさんの中でもっとも変化したことは何ですか?

物事をひとつの角度からだけではなく、いろいろな角度からみられるようになったことじゃないかな。例えば、ある壁にぶち当たったとして、正面から見たらツラくて大きな壁かもしれないけれど、別の角度から見たら、実はそれがチャンスかもしれない。多くの視点をもてるようになったのは僕の一番の成長だと思います。

――世の中にはピンチを笑顔できり抜けられる強い精神力をもった人もいます。

そういう人って強いなと思いますし、羨ましいとも思います。だけど、『RIKU365』にも書いているように人を羨む時間ってもったいないと思うんです。

まわりから羨まれる人って、見えないところできっと何かしらの努力をしているはず。自分ひとりでそれができる人と、誰かに助けを求めてどうにかして壁を超えていく人がいて、そこに正解はない。僕は完全に後者ですけど、でも、それが僕だから(それで)いいのかなと。

THE RAMPAGE・RIKU『フォト&ワード集『RIKU365』(幻冬舎刊)より

――RIKUさんから見た青山陸さん、逆に、青山陸さんから見たRIKUさんはどんな人ですか?

青山陸から見たRIKUはカッコつけマンですね。そして、歌で承認欲求を満たしたいヤツ。歌に相当なこだわりを持っていて、もし、歌うことを奪われてしまったらきっと死んでしまうと思います。

RIKUから見た青山陸はなまけ者。自宅では、ぐうたら中のぐうたらです。ラックから取った服をラックには戻さずそのままにしているし、バッグもそのへんに置きっぱなし。

うちに趣味部屋があるんですけど、足の踏み場もないくらいグチャグチャになっていたので、年末にかけて忙しくなる前にと昨日片づけたばかり。片付けが本当に苦手なんです。

RIKUさんがもっとも大事にしている“言葉”。歌を聴いてくださる皆さんにとって、「最強の回復アイテム」になるよう、言葉を紡いでいるといいます。