インターネット専用宝くじ「クイックワン」で1等200万円の当せん本数が、予定していた「10本」から、誤って20倍の「200本」に設定して販売されていたことがわかりました。
夢の宝くじ…?2等や3等も10倍に
「クイックワン」とは、購入後、ゲームにチャレンジするとその場で当たりがわかるネット専用くじ。宝くじ公式サイトでいつでも購入することができます。
販売業務を受託しているみずほ銀行によると、当せん本数に誤りがあったのは、3月1日から販売されていた「第84回 クイックワン」。
本来10本だった1等200万円の当せん本数が20倍の200本で販売され、実際に27本の当せんが出る事態に。
また2等の10万円や、3等の1万円も、ミスで本来の10倍の当せん本数となっていました。
一方で、6等の200円は40万本出るはずが、たった10本の設定で販売。本来の1等の当せん本数が6等にずれてしまっていました。
実際に当せんした男性「自分の引きが強いのかと…」
実際にこのくじに当せんしたという男性に『めざましテレビ』が取材。
買う度に当たるため、3度に渡ってくじを購入したといいます。
最終的に男性は1本200円のくじを110枚購入。
すると、3等1万円が3本に、4等1000円も3本、5等500円は22本当せんし、2万2000円のプラスになったといいます。
宝くじに当選した男性:
「自分の引きが強いのかと思ったんですけれども、やっぱりエラーだったんだということで。確率的にも普通であればあり得ないですよね」
街の人たちからは…
「20倍ですか!?そしたらかなりチャンスありますね」
「え!夢のようじゃないですか!そんなことあったんですか!」
と驚きの声がある一方で、「買っとけば良かったですね。たまに買うので後悔しています…」と落胆する声も聞かれました。
3月4日以降、販売停止となっていた「第84回クイックワン」について、みずほ銀行は6日、販売の中止を発表。
すでに、くじを購入した人には、通常通り当せん金を支払うとした上で、外れたくじについても、返金する予定だということです。
(『めざましテレビ』2024年3月7日放送より)