絶賛婚活中の冬子は、今日も婚活をしてきたところだった。“婚活は採用面接と同じ”という冬子は、一人ひとり“脳内で”面接を行っている。ただ、冬子の結婚条件はあまりにも厳しすぎるのだった…。

「その1、年収1000万円以上」、「その2、自立」、「その3、清潔感」、「その4、誠実さ」、「その5、身長180cm以上」。少なくともこの5つの条件が揃わないと結婚できないという言葉に驚きを隠せない他のメンバー。

そんななか、乃愛は去年SNSでバズっていたある動画を見せてきた。そこには街頭インタビューで結婚しないと断言しているモザイクの女性が映っており、乃愛はこれを冬子だと見抜いていたのだ。

冬子はこのインタビューの後に新型コロナに罹り、高熱にうなされ、1人でいることの怖さを知った。そして家族がほしいと思い始めたことを3人に打ち明ける。

その夜、冬子が肩を落としながら自宅へ帰ると、マンションのエントランスに1人の青年がしゃがみ込んでいた。冬子が思わず声をかけると「もしかして、ここの住人の方ですか?」と返される。

うなずく冬子を見て安堵した青年は、鍵持たずにゴミ出しをしていたら締め出されてしまった、と語る同じマンションの住人だった。

爽やかな笑顔を持つ青年の名前は犬飼健斗(白洲迅)。彼は偶然にも同じ階、さらには向かいの部屋に住んでいたことを知り、冬子は動揺を隠せない。