<中島健人 コメント>

――『リビングの松永さん』は、いかがでしたか?

20代最後に『リビングの松永さん』という、自分にとって最も落ち着ける場所があって良かったと思う。この作品という青春に思いっきり飛び込めたことが、とにかくうれしかったな。青春のクッションだね。それくらい柔らかかった。

チームもキャストもみんなやさしかったし、このチームにいるときは、すごく心が安らいだし。シェアハウスで暮らす人たちの気持ちがちょっとわかったというか、誰かといるとやっぱ心が和むんだって。

やっぱり人は一人じゃダメだと思ったし。このタイミングでシェアハウスのメンバーと一緒にいることができて、ほんとに心から良かったなって安心してる。

――主題歌『puzzle』は、中島さんのSexy Zoneとしてのラストシングルです。

そうだよね。いろんな人から「この歌詞はグループの状況について書かれてるの?」って言われるんだけど、この歌詞は『リビングの松永さん』のシェアハウスに向けた歌詞なんだよ。だからシェアハウスって、ある種グループみたいなもんなんだなって。Sexy Zoneにも共通項がめちゃくちゃあるし…って考えたときに、今の自分たちにもすごく重なる曲で、メンバー一人ひとりの胸を打つような楽曲にもなったし、ドラマを見てくれる視聴者の方々に松永さんの、シェアハウスの素敵さが伝わるような楽曲でもあるから。

だから、『リビングの松永さん』とSexy Zoneという、この2つをつなぐ楽曲、それが『puzzle』なんだな…って思った。

――主人公の松永純を演じて、共感できる部分は?

松永って、生まれ変わってるんだよね。一度、心を閉ざしてから、また自分らしさを取り戻すっていうことをしてるんですよ。だから、進化する松永のように、自分もこれから進化していく。この役にたくさんのエネルギーをもらえた気がします。

改めて周りの方に感謝をしようって再認識できたドラマでもある。今回、共演者の方に、座長がまとめてくれたとか、リーダーとか、そういう言葉をいただいた今の自分は、きっとこれからの活動に、その言葉たちが活かされていくんだろうなって思ってる。

ーー最終回でおすすめのシーンはありますか?

向井康二が松永の真似をしているシーンが好きなんだよね。松永がシェアハウスを出て行ったあとに、健太郎がミーコに「テマパ(手巻き寿司パーティ)やるぞ」って、松永の雰囲気をわざと醸し出しながら誘うシーンがあって。

自分のいないシーンだったけど、実はリハーサルを見学して全部見ていて。で、全部面白かった(笑)。めちゃめちゃ松永を研究しているヤツの芝居だった。松永として見ても、中島健人として見ても、おもしろかったんで、ぜひ楽しみにしてもらえれば!

――最終回のキャッチコピーと推しのコメントをお願いします!

「想定外の最終回!ラストシーンは、松永らしい選択をします」。視聴者の方も、いい意味で期待を裏切られるんじゃないかなと思ってます。

――最後に、中島健人さんにとって『リビングの松永さん』とは?

ふかふかのソファー。どんなに疲れても、最上級の癒しをくれる作品でした♡