宏樹は、母・夏野かずみ(多岐川裕美)の墓の手続きに行く美羽に、車を出すと提案。戸惑う美羽だが、その手続きの帰り、宏樹が寄り道をしたいと海の見える公園に向かった。
冬月と会っていることを美羽に打ち明けた宏樹、すべてを話してほしいと語りかける。
すべてを話し、離婚に向けて進み始める美羽(松本若菜)と宏樹(田中圭)
そして、妊娠時に冬月がアフリカで亡くなったというニュースを見たこと、栞が生まれてから冬月の生存を知ったこと、そのときには宏樹と栞と一緒にいたかった思い、栞の名前の由来になった刺繍の栞の存在について、宏樹にすべてを話す美羽。
その後、栞は美羽が育てることに。2人は弁護士を通してのやり取りとなるが、弁護士から子どもとの今後の面会について聞かれ、宏樹は表情を曇らせる。
1人で生活を始めた宏樹は、何かスッキリせずもやを抱えたまま、喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)に問う。「大切なものって、どうしたらいいんでしょうね…」。
そう言って宏樹は、今後のことを今一度深く考えるのだった。