やす子の十八番ネタ“ほふく前進”に盛り上がる撮影現場

役所さん自身、「ユーモアがあって、毎回楽しみにしている」と語っていた「クラフトボス」のCM。

「ホシだ!」と叫ぶシーンでは、「勢いをつけてください」という監督の指示に、「あの感じですね」と往年の人気刑事ドラマのタイトルを挙げて、自ら演じる役のイメージを共有し、気迫みなぎるお芝居を披露していました。

また、役所さん率いる張り込みチームのメンバーを演じた、杉咲さんと神木さん。

現場に急行する場面では、リモートワーク中の平和な空気を一変させる瞬時の表情やアクションにこだわって、監督と話し合いながら体の向きや目線、走るスピード、インカムを持つ仕草などを細かく調整し、臨場感のあるシーンを演出していました。

「クラフトボス」のCM 初登場のやす子さんは、「よろしくお願いいたしますー」という元気なあいさつに続き、「精一杯がんばりますー、はいー」と意気込みを語って現場入り。

さっそく指示された「ほふく前進」の体勢になると、「これは4番ですね」とコメントし、全員の前で持ちネタにしている5種類のほふく前進を実演し ました。

本番では「全体的にスピードを上げてください」「一回試しに5番のほふく前進で撮影してみましょうか」という矢継ぎ早のオーダーに、「かしこまりましたー、はいー」と臨機応変に対応。

さらに、好奇心旺盛な安藤さんは、やす子さんから直々に「片手ほふく前進」の体勢を教わり、「めちゃくちゃ上手ですー」と褒められる場面がありました。

また、「クラフトボス」のキャストの皆さんは、今回の撮影でやす子さんと初対面しました。一家揃って大ファンと明かした安藤さんは「一緒に写真を撮ってください」「家族に自慢します」とリクエストし、「そんな、私の方こそお願いしますー光栄ですー」と恐縮するやす子さんと、記念のツーショット写真をパチリ。

番組はもちろんSNSもチェックしているという、やす子さんと同世代の杉咲さんも「本当にうれしいです」とCMでの共演を喜んでいました。

また、 神木さんは、 SNS などで話題になったやす子さん自作の花粉ソングを聞いたことがあると告白。やす子さんは「えー、ほんとですか!?」と驚きつつ、二人で花粉症トークに花を咲かせるひと幕もありました。

やす子 俳優陣との掛け合いに緊張しまくり「すみません、できませーん」

張り込みチームのメンバーたちが、犯人に間違えられたやす子さんの周りに集まるシーン。

役所さんをはじめ、杉咲さん、神木さん、安藤さんら、俳優陣に囲まれながらの初演技には、さすがのやす子さんも緊張からセリフが早口になったり、動きが不自然になったりして、NGを出す場面がありました。

それでも、「全然大丈夫」という周囲の励ましを受けると、持ち前のポジティブなキャラクターを発揮して早くも立ち直り、屈託のない笑顔でお約束の「はいー」を連発。その場にいる全員をほっこりとさせていました。

また、エキストラカットでは「役所さんを睨んでください」という指示を受け、一度は怒りの眼差しを向けるも、即座にその表情を引っ込めて「すみません、できませーん」と断念。

あまりにもチャーミングな振る舞いに、対峙した役所さんからも思わず笑みがこぼれ、そばにいた神木さんたちからも楽しそうな笑い声が聞こえてきました。

撮影に当たり、ジョーンズさんは公園で作業着を着ている理由やストーリーについて熱っぽく尋ね、監督から説明を受けていました。

本番では目線ひとつ取っても、「興味深そうに、ではなく、何となく見ていればいいんですね」と自らの演技プランを積極的に伝えて、その シーンで求められるベストのお芝居を追求。終始高いモチベーションで、エネルギッシュに臨む姿が印象的でした。

また、休憩中は顔なじみのスタッフのもとへ歩み寄り、元気かとばかりに肩を叩きながら微笑み、スキンシップを図っていたジョーンズさん。旧知のメンバーとの久々の再会を喜んでいました。