陽月は若林の家を訪ね、理事会での証言を求める。1週間前に紗耶が亡くなったと聞いた若林は動揺し、海斗から隠ぺいを指示され従ってしまったと話して土下座した。

陽月は改めて、若林に頭を下げて理事会での証言を依頼する。

翌日、理事たちが緊急招集された。しかし、そこにいるはずの若林の姿はない。

海斗が遅れて部屋に入り、臨時の理事会が始まる。陽月は理事たちの前で、美咲の死が医療ミスだったこと、海斗によってそれが隠ぺいされたことを打ち明ける。身に覚えがないと否定する海斗。

そこへ現れたのは…若林ではなく、美咲の執刀医・岡田千尋(内田慈)だった。

不在の若林に代わってここへ来たと話す岡田。海斗は岡田に医療ミスがあったのかを尋ねる。岡田は陽月に、家族が亡くなったつらさは分かるが逆恨みするべきではないと諭し、理事たちに向かって「手術に一切のミスはありませんでした」と言い切る。

そうして、臨時の理事会は終了した。