物産展 関西で食べられる九州のうまいもんの裏側
今回は、「ウラマヨ!物産展 関西で食べられる九州のうまいもんの裏側」を放送。
大分県宇佐市発祥の「とりあん」は、九州を中心に全国24店舗。関西では大阪、兵庫、奈良、滋賀に8店舗展開し、大阪・北区の店舗も連日にぎわいを見せています。
メニューはもも、むね、手羽先、なんこつ、砂ずりの5種類。一番人気はももで、からあげグランプリで金賞6回、最高金賞1回を獲得。
特徴は、噛めば飛び出すほどにあふれ出す肉汁で、特製のタレに一晩漬け込んだ鶏肉に片栗粉をまぶして高温の油の中へ。この揚げ方にジューシーさの秘密があり、高温でサッと揚げることでしっかりと肉汁を閉じ込め、「買った次の日でもまだ肉汁が出る」と評判になっています。
さらに、金賞を獲得した味の決め手となっているのがタレですが、スタッフいわく「秘伝のタレで、僕ら本店以外の従業員も詳しい作り方を教えてもらってないんです。大分の工場で作られています」ということで、取材班は現地へ。
宇佐市は「鶏肉唐揚げ専門店発祥の地」といわれる鶏唐揚げの聖地で、市内には唐揚げ店が約50軒立ち並ぶ激戦区です。
「とりあん」創業者で社長の大隈厚志さんの案内で、早速タレ工場へと入ろうとしたところ「今まで、テレビで撮ってもらったことはないです」とのことで、何と内部は本邦初公開!
見せてくれたのは、仕込み途中だというタレで、一般的なしょうが、にんにく、しょうゆをベースに、リンゴとたまねぎをヒミツの分量とタイミングで入れているのだそう。
「リンゴの酵素はお肉を柔らかくする効果があると言われていて、あと甘味ですね。たまねぎは揚げたときの香ばしさとうま味です。ここまで入れてるのは、たぶんウチだけじゃないですかね」と大隈社長。
仕上げるまでに1ヵ月ほどかけて味をなじませていきますが、さらに食べても辛くない品種のとうがらしを大量に投入。リンゴやたまねぎ、その他スパイスと熟成させることでうま味と香りが出て、ほかにはない味わいのタレができあがります。
そんな「とりあん」のモットーは「お店では作り置きをせず、揚げたてを提供すること」。これは、大分唐揚げ文化の定番なのですが、関西進出の際、物産展に出店したときはこの揚げたての提供で少し困ったことがあったそう。
「『なんで作り置きないの?』って言われました。今から揚げたてをご用意するので、7~8分お待ちくださいっていうのが、やっぱりはじめは僕らの案内不足もあるんですけど…なかなかこう、伝わらなくて…」
スタジオに登場した大隈社長がそう口ごもっていると、すべてを察した小杉さんは「いや、社長は気を遣ってくれてますけど、違います。ただのせっかちです。『なんで揚げてへんの?ほなええわ!』って言うでしょ?」とズバリ。
大隈社長は笑顔でうなずきながら「当初は、ずいぶんいらっしゃいました(笑)。でも今は、このままのスタイルでさせていただいてるので、ありがたいです」と語り、関西でも大分の唐揚げ文化が受け入れられたことにホッとした様子でした。
番組ではほかにも、2023年に福岡から関西へ上陸し連日行列・満席となっている「資さんうどん」や、“食の阪神”として名を馳せる「阪神梅田本店」で買える長崎と宮崎の知られざる名物、そして関西のスーパーでよく見かける「マルタイラーメン」の人気の秘密も明らかに。
『ウラマヨ!』(関西ローカル)は、6月22日(土)13時より、カンテレで放送されます。