傑作ミュージカルの新たなキャストに、ミュージカル界期待の新星が決定しました。

シンディ・ローパーさんが音楽と作詞を手がけたブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』が2024年4月に東京、5月に大阪で上演されることになり、注目のキャストが発表されました。

本作は2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネートされ、作品賞や主演男優賞など6部門を受賞した傑作ミュージカル。

 

物語は、経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子・チャーリーが、ドラァグクィーンのローラと出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクィーン専門のブーツ工場として再生する過程が描かれた同名イギリス映画をミュージカル化したもの。

日本では2016年に小池徹平さんと三浦春馬さんの主演で上演され、その後、2019年、2022年にも再演。チケットは全公演即日完売と大きな話題となった作品です。

発表に先立って、先週14日にオフィシャルSNSが本作の重要なアイテムである真っ赤なロングブーツを履いた2名の足元の画像を公開したところ、ミュージカルファンが騒然となり、突如“トレンド入り”。

「ローラは2人?」や、出演が噂されているキャストなど、さまざまな予想が飛び交いました。

上段左から)東啓介、有澤樟太郎、甲斐翔真、松下優也。下段左から)田村芽実、清水くるみ、熊谷彩春、大山真志、ひのあらた

そして今回、メインキャストがほぼ一新され、チャーリー、ローラ、ローレンの主要3役がWキャストに。

靴工場の跡取り息子・チャーリー役で東啓介さんと有澤樟太郎さん、ドラァグクィーンのローラ役で甲斐翔真さんと松下優也さん、靴工場で働くローレン役で田村芽実さんと清水くるみさん。

そのほか、チャーリーのフィアンセであるニコラ役で熊谷彩春さん、靴工場の現場主任・ドン役で大山真志さんが出演するほか、工場長のジョージ役を過去3回の上演で演じているひのあらたさんが、今回も続投。若いキャストを確かな実力で支えます。

オーディションで選ばれたフレッシュなキャストが出演する『キンキーブーツ』は来年4月に東急シアターオーブ、5月にオリックス劇場で上演されます。