ミュージカル『ケイン&アベル』の製作発表が行われ、松下洸平さん、松下優也さん、咲妃みゆさん、知念里奈さん、山口祐一郎さんらが登壇しました。

本作は、イギリスの国民的作家、ジェフリー・アーチャー氏のベストセラー小説を原作とした世界初演のミュージカルで、2025年1月より上演。

主人公のウィリアム・ケイン役は東宝ミュージカル初主演となる洸平さん、ライバルとなるアベル・ロスノフスキ役を優也さんが演じます。

“東の松下、西の松下”!?W松下を山口祐一郎も絶賛

左から)池田篤郎(東宝株式会社 常務執行役員演劇本部長)、咲妃みゆ、山口祐一郎、松下洸平、松下優也、知念里奈、北牧裕幸(株式会社キューブ 代表取締役社長)

洸平さんは「ミュージカル出演自体7年ぶりで、不安やプレッシャーがありますけど、素晴らしいスタッフの皆さん、松下優也さん、山口祐一郎さんをはじめとした皆さんとともに、誰も見たことのない、新しいミュージカルを作れたら」と意気込みを語りました。

松下洸平

優也さんは、演じるアベルが野心家の役ということで、「(自分も)個人的には野心が強いほうだと思っています」とジョークを混じえてあいさつ。

そして、初共演の洸平さんについて「内なる炎を感じながらも、柔らかで穏やかな印象」とコメント。洸平さんは東京都出身、自身は兵庫県出身であることから「“東の松下、西の松下”みたいになっていけたら」と笑顔を見せました。

松下優也

山口さんは、洸平さんと優也さんを「なんて清潔感あふれるお2人!」と称賛。洸平さんについて「概(おおむ)ね、三十路を越えるとどこかに“悪党”を感じるんですけれど、それがどこにも見えない。それがキャスティングされた理由かな」と、人柄の良さに触れました。

山口祐一郎

優也さんについては「アベルは頑張って成り上がるけど、なかなか(うまくいかない)。映画だったらラストシーンで4分かけて見せるようなリアクションを、お客さんが納得できるかたちで何秒か(に凝縮して)見せるので、楽しみにしていただけたら」とアピールしました。