津野晴明(つの・はるあき)/池松壮亮

水季の元同僚

南雲水季が月岡夏と別れたあとに働いていた図書館の同僚。

津野は、水季がいられないときに海を預かってあげたり、保育園のお迎えに行ったり、シフトの調整をしたりと仕事面だけでなく、さまざまな場面で育児や生活についても母娘二人を支えてきた。

水季の葬儀で、海がひとりぼっちにならないようにそばにいるときに偶然、夏と出会う。

名前だけ聞いていた海の父親と初めて対面した津野は、夏が水季の事情を何も知らないことを知り「この7年のこと、ほんとに、何も知らないんですね」と言い放つ。

突然目の前に現れた夏に対して複雑な感情を抱く津野は…。