月岡夏(つきおか・なつ)/目黒蓮
印刷会社勤務
3歳の時に両親が離婚し、母・ゆき子に引き取られた。その後、母親が和哉と再婚したことで、血のつながっていない3歳下の弟(大和)がいる。
夏は高校を卒業後、都内の大学へ。その大学の新入生歓迎会の場で、南雲水季と出会う。最初は話す言葉や考え方から「変な子だなぁ」と思っていた夏だが、そのペースが心地よく、自然と距離が縮まり、付き合うようになった。
しかし、2年生の冬、水季から一方的に別れを告げられてしまう。その後、大学も辞めた水季と一度も会うことなく卒業し、そのまま就職。今も大学時代と変わらず同じアパートに住んでいる。
めんどくさいことや、頭を使うことなどを避けるようにして生きてきた部分もあり、特に大きな挫折を経験したこともなく生きてきた。現在、付き合って3年になる彼女(百瀬弥生)がいる。
そんな夏が、別れて以来、7年もの間会うことがなかった水季の死をきっかけに、自分の娘の存在を知ることに…。