<河野純喜 インタビュー>
――初めての連ドラ出演ですが、クランクインの前日は眠れましたか?
眠れ…ましたね(笑)。当日は、朝にバラエティのお仕事をしてから『あの子の子ども』の収録があって、睡眠をとっておかないと体力がもたないだろうと思い、しっかり寝ました。
僕のファーストシーンは、1話に登場した福と矢沢がスマホでお互いの顔を見ながら通話をしている背後で、チョロチョロ映り込むという場面だったんです。
おそらく、連ドラが初めての僕を気遣ったスタッフさんが、カメラの前で芝居をするのではなく、ラフに演じることができるシーンからにしてくださったと思うのですが、それでもガチガチに緊張してしまって。今はすっかり慣れてきたので、のびのびやらせてもらっています。
――現場ではどんなことを感じましたか?
何よりも驚いたのは、スピード感でした。しっかり準備しておかないと、自分の演技に納得がいかないまま、あっという間に撮影が終わってしまうので、事前に本番をイメージして、きちんとお芝居を固めていかなければいけないなと実感しました。
とは言いつつ、飯田という役は普段の河野純喜そのものという感じなので、準備はしっかりするけれども、あまりつくり込まず、そのときに感じたものを表現しようと心がけています。
最初は焦りも感じていましたが、今はお芝居を試してみてダメだったらこっちのアプローチで攻めてみようなど、いろいろ試すことを楽しんでいます。
――飯田は「河野さんそのもの」とのことですが、どんなふうに役柄を構築していきましたか?
撮影初日に「カット」がかかった後、アベラ(ヒデノブ)監督に「(今の演技は)どうでした?」と尋ねつつ会話していたところ、「それ!今の感じ」と。つくり込むのではなく、素の僕のままでいいというヒントをいただけたので、そこから見つけていった感じです。
――自分と似ている役は演じやすいですか?それとも、難しいですか?
「つくり込まない」のは意外と難しいなと感じています。JO1で『ショート・プログラム』という配信ドラマをやらせていただいたことがあって、その作品でも自分と似た役柄を演じましたが、今回はより河野純喜っぽい役柄なので「これでいいのかな?」と試行錯誤しながら撮影しています。