山田涼介は蛍!?松田元太、先輩の“輝き”に驚き
──クランクインして少し時間が経ちましたが、現場で山田さんとどんな風に過ごしていますか?
意外と、2人で何でもない話をすることがありますね。山田くんとしても、加賀美先生としてももしかしたら聞いてくれるかもしれないと思って…この間、冗談交じりで「車、買ってください」って言ったんです。そうしたら、普通に怒られました(笑)。
──役者として対峙した印象はいかがですか?
座長というポジションでもありますし、桁外れな加賀美のキャラクターもあると思うんですけど、「うわ、スターだな」と思うことが多くて。なんだか一生キラキラしてるんですよね。
この間、夜ロケで、テントの中で待機することがあって。最初電気がついていなかったんですけど、隣に座っている山田くんが自発光してたんです。隣だけめちゃくちゃ明るく感じて。「蛍かなんかですか!?」って聞きたくなるくらい、輝きがすごかったです(笑)。
お芝居では、本番が始まると当たり前ですけど加賀美になっていて…1度、泣くつもりがなかったのに、加賀美が発する言葉が紺野としてグワッと刺さって泣いたことがあって。そのときはやっぱり山田くんってすごいなと思いました。
目の前でお芝居をしながら、いち視聴者のような感覚になって「加賀美先生、めっちゃいいじゃん!」と思っちゃって。紺野としては加賀美のことが好きじゃないですけど、松田はめちゃくちゃ大好きなので、葛藤しながらお芝居しています。
──3年0組の居心地はいかがですか?
みんなわちゃわちゃしていて、楽しいですし、本当に学校のクラスメイトっていう感じがします。みんなに会える日が分かると頑張れるというか。普段、Travis Japanのメンバーがそういう感覚になる存在なんですけど、ゼロ組はまたちょっと違う“メンバー”に会えている感じですね。
──同世代の共演者が多いですが、「これだけは負けないぞ」と思うことはありますか?
口数ですかね。せっかくだから楽しみたいですし、本当のクラスメイトとしての関係性をつくれたらいいなとも思っているので、待ち時間はずっとしゃべっています。
──お芝居の面で刺激を受けたことは?
役者一本でやられている方が多いですし、やっぱりすごいと感じることもいっぱいあって。みんなを見ていると「なんでこんなにできないんだ」ってめっちゃ思うけど、今の僕のスタンスとしては、「できなくて当たり前」「ここから成長していけばよくね?」という感じです。
僕がみんなに勝てるとは思ってないけど、それでも勝てるように、自分にしかない味が出せるように、とにかく全力で楽しんで頑張っています。