加賀美は、紺野を捕まえてイスに縛りつけると、彼に銃を向けた。周囲には警官隊だけでなくマスコミや野次馬たちも集まり騒然とする。

皆の目の前で銃を撃って見せ、セットの破壊や撮影データの消去について紺野の口を割らせようとする加賀美。だが紺野は、壊そうとしたができずに逃げた、と叫んだ。

そこに割って入り、紺野を助けたのは鈴木だった。セットを壊したのは自分だというのだ。

鈴木は、撮影を続けるうちに主人公を紺野に演じさせたいという思いが強くなり、これ以上続けることができなくなってしまったのだという。

実はこの一件は、犯人をあぶり出すために芹沢が用意したシナリオ。警官隊や野次馬もすべてエキストラで、加賀美が海外から呼び寄せたスタッフが手を貸していた。

加賀美は、鈴木と紺野に「誰といるか、どこに属するのか、そんなことでそいつの価値は変わらない。誰の目も気にせずに、居たいやつと一緒にいろ!」と告げる。その言葉でかつての友情を取り戻す紺野と鈴木。

芹沢は、壊されたセットはすべて鈴木が作ったものだけだったことから彼が犯人だと予想していた。このシナリオの結末は白紙のままだったというが、加賀美に対し「ハッピーエンドでよかったです」と語った。

帰り道、芹沢は西谷を呼び止め、この前の質問の答えを変えたいと言いだす。そこで芹沢は、家のことは関係ない、自分が加賀美のそばにいたいからいるのだと思う、と西谷に伝えた。