数日後、なつ美たちは久しぶりに実家を訪れた。

すっかり元気になった妹・ふゆ子(小川彩)の様子を確認したなつ美は、柴原郁子(和久井映見)と芙美子(生田絵梨花)から教わったライスカレーを家族に振る舞うことに。

母・さつき(紺野まひる)、長姉・はる江(森カンナ)と次姉・あき奈(咲妃みゆ)に手伝ってもらいながら、賑やかにカレー作りが始まった。

そんななか、ふゆ子は瀬田準太郎(小宮璃央)のことで話があるとなつ美を呼び出す。

訓練期間中の瀬田が、大陸に渡る前になつ美と会いたがっているのではないかと嫉妬する気持ちを、はる江に見抜かれる瀧昌。

一方ふゆ子は、瀬田から届いた手紙についてなつ美に相談していた。

手紙の返事には、寂しいという自分の思いよりも、書き手も読み手も楽しくなる内容を書いたらいいとアドバイスするなつ美。そこにやってきたはる江やあき奈もあれこれと指導をし始め、ふゆ子は瀧昌にも話を聞きたいとその場を逃げ出した。

ふゆ子に問われるままに、なつ美からの手紙の感想を率直に告げる瀧昌。四季の移ろいを感じさせてくれるなつ美の手紙に特別な時間をもらっているという瀧昌の言葉を受けたふゆ子は、なつ美の力を借りずにきちんと自分の思いを伝えようと心に決める。

ふゆ子の笑顔に安心しつつも、瀬田の今後を心配するなつ美。そんななつ美に、瀧昌は瀬田が手紙に込めたもうひとつのメッセージを解読したことを伝える。瀬田の手紙には、裏側に何ヵ所か印が付いていたのだ。

それを続けて並べ替えると「当面内地軍医ホサ」になる…。厳密には軍事情報の漏洩になるためふゆ子には伝えられないと肩を落とすなつ美だが、瀧昌はふゆ子自身が印に気づいて解読するなら問題ないだろうと安心させた。

転勤についてなつ美(芳根京子)に切り出せない瀧昌(本田響矢)を、深見(小関裕太)は心配するが…

ライスカレー作りが続くなか、はる江は普段と違う瀧昌の様子から、彼がなつ美に何か隠していることに気づく。それが転勤の辞令だということも見抜いたはる江に、瀧昌はまだなつ美には言わないでほしいと頼み込んだ。

そうとは知らないなつ美は、あき奈の赤ちゃんをあやしながら母になる日に思いを馳せていた。

翌日、瀧昌がなつ美に転勤の件を切り出せていないことを知った深見は、2人のことを心配。しかし何かを決断した様子の瀧昌は、早めに帰宅してなつ美と一緒に柴原家に向かった。

瀧昌がなつ美にサプライズで準備していたのは、正装である大礼服を着てなつ美と写真を撮ること。転勤の前に結婚式に出られなかったことの埋め合わせをしようと、瀧昌なりに考えていたのだ。

なつ美も郁子の用意したイブニングドレスに着替えるが、正装姿の瀧昌のカッコよさに絶句。瀧昌は、背中が開き二の腕部分がレースでシースルーになっているなつ美の可憐なドレス姿に動揺して、倒れ込んでしまう。

そして2人は、戦争が続いて“できないこと”が増えていくことを予期した柴原邦光(小木茂光)のはからいで、社交ダンスを踊ってみることになった。

最初はギクシャクとしていたものの互いに息を合わせてダンスを楽しんだ2人は、郁子と柴原と4人で“家族写真”も撮影したいと提案。2人が自分たちを“家族”だと感じていてくれたことに、郁子はうれし涙を流す。

仲のいい家族たちと、親代わりの郁子夫妻と一緒にいるなつ美の幸せそうな姿を確認した瀧昌は、1人で呉に行くことを決意。見知らぬ土地になつ美を1人にしておけないという瀧昌の思いを受け、深見は彼の背中を押す。

その頃、なつ美は生理が遅れていることに気づき、妊娠したのではないかと喜んでいた…。

『波うららかに、めおと日和』公式サイト

<『波うららかに、めおと日和』最新放送回などはTVer、FODで期間限定で無料配信>