その後、夏と海はかつて海と水季(古川琴音)が暮らしていたアパートへ向かう。すでに部屋は引き払われていたが、大家の計らいで部屋の中に入れてもらえることに。

2人で住むには狭い殺風景なワンルームを見渡し、夏は大家から当時の話を聞きながら、水季と海が2人で暮らしていた生活に思いをはせる。

アパートを出た夏は、海に案内されて小学校へ。海の担任・乃木夏美(山谷花純)と会い、病気を患った水季が実家に帰ったころの話を聞いた。

翌日、夏と海は水季が働いていた図書館に向かうが、あいにくの休館日。しかし、海は夏から携帯電話を借りて津野晴明(池松壮亮)を呼び出し、図書館を開けてもらう。

貸切状態の図書館で大声を出してふざけ合う海と津野。夏は海が始めた図書の貸し出しの真似に付き合った。

本を借りた夏を、海は「待ってます」と送り出す。それは、水季の口癖だったとそばで眺めていた津野が教えた。

さらに、夏は津野から水季が働き始めた頃からの話を聞く。だが、水季の病気のことになると津野の口は重くなった。

それでも、話を聞こうとする夏に、津野は「思い出したくない」「今さら、南雲さんと向き合おうとするのは綺麗事」だと訴える。だが、夏は謝りつつも「掘り返します」と返した。

その後、津野は探し出したと言い、自宅で見つけた海のお気に入りだった髪飾りを見せて髪を結い直す。