――今作で毎話、本編の最後に流れる現代転生パートも印象的です。

平野:ナツとタキという名前で、スマホも持っています。メイクや髪型もガラッと変えている芳根さんは、とても新鮮ですし、立ち姿もなつ美とは違う人物として見えるように演じてくれています。面白がってやってくれているのが伝わるので、こちらも、もっときれいに撮ってあげたいと思いますね。一方、タキは瀧昌とあまり変わりません。いつもの瀧昌より少し強引にしてみようか、という話はしました。

『波うららかに、めおと日和』第1話現代転生シーン

現代転生パートの撮影は、着物姿とは違うなつ美(ナツ)が新鮮で、「これも撮ろう」「あれも撮ろう」となってしまうんです。(第3話・第4話の)合コンの場面も楽しかったですし、ナツの友人を演じる菅野莉央さんも、お芝居を投げたり受けたりできる方なので、絡みが楽しいです。

『波うららかに、めおと日和』第4話現代転生シーン

――現場の声を取り入れて制作しているのでしょうか。

平野:やりたいことがあるなら、という感じですね。(現場で)スタッフからもキャストからもいろいろな意見をいただくので「○○さんが、あれをやりたいと言っていましたよ」と、宋Pに伝えることもあります。第3話からは、原作にはいない町田茂(泉澤祐希)という新しいキャラクターも登場しました。原作者の西香さんにもご了承いただいた上で出しています。

宋:原作の世界観を守りながら、できることを常に探しています。西香先生や監修の方とも意見交換をしていますし、監督がやりたいこと、こちらがやりたいこと、キャストからの提案も、反映できるところは取り入れています。

主題歌『うららか』(Da-iCE)は、夫婦としての二人を象徴する曲

――続編の主題歌は、Da-iCEのボーカル・花村想太さんと、GENICのメンバー小池竜暉さんが作詞・作曲を担当した『うららか』(Da-iCE)です。どのような思いを込めたのでしょうか。

宋:前作の主題歌『夢中』(BE:FIRST)をそのまま使う案もありました。ただ、続編で二人の関係性が成長したことを表すには、曲を変えるのもいいのではないか、という話になって。今回はウェディングソングのように、二人の夫婦としての姿を象徴し、ドラマを観てくださるみなさんにも長く愛してもらえる曲にしたいと思って、Da-iCEさんにお願いしたんです。

『波うららかに、めおと日和』第1話より

平野:宋Pが「ウェディングソングがいい」と言って、僕らも「それもいいね」と。個人的には、結婚式でいろいろな方にこの曲で入場してほしいです。鐘の音から始まるところなど、こだわって花村さんたちに伝えました。

主題歌とドラマは一心同体だと思いますし、やっぱりヒットしてほしいですよね。「『FNS歌謡祭』で歌ってほしい」、ともすると「『紅白歌合戦』に出てほしい」くらいの気持ちです(笑)。「ドラマのいいところでかけたい」と思える曲を作ってくれました。

『波うららかに、めおと日和』公式サイト

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