演出の平野眞監督と宋ハナプロデューサーが、『波うららかに、めおと日和』続編制作の裏側や、作品に込める思いを語りました。
現在、毎週木曜22時より放送中の木曜劇場『波うららかに、めおと日和』。2025年4月期に放送され、“うぶキュン”で視聴者を虜(とりこ)にした前作から約1年、待望の続編として帰ってきました。
原作は、西香はちさんによる人気コミックス(講談社『コミックDAYS』連載)。主人公・江端なつ美(芳根京子)と帝国海軍に勤める夫・瀧昌(本田響矢)の“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いた、ハートフル・昭和ラブコメです。
本作の平野監督と宋プロデューサーに、続編制作の経緯や撮影現場の様子、話題の「現代転生パート」や主題歌などについて聞きました(前後編の前編)。
平野眞監督「いいところを突いてくれるなと思う方も」視聴者に感謝
――まずは、続編の制作を決めるにあたっての決定打と、意識したことを教えてください。
平野:前作の放送後のロケの際に、(視聴者の反響を受けて)スタッフもキャストもみんなざわざわして、「これ、いけるんじゃない?」という話になって。そこで宋Pに「どう?」と聞いたのがきっかけです。多くのみなさんに受け入れていただけたのは大きかったですね。
宋:第1話より第2話、第2話より第3話と、キャストやスタッフも実感できるくらい、たくさん反響をいただいていました。「もしかしたら続編ができるのかも」という話は平野監督ともしていましたね。続編を作るにあたっては、なつ美と瀧昌の関係性をどう描くかを大切にしました。二人は成長していますが、お互いを思うウブな気持ちはなるべく変えずに作りたい、という話を監督と進めてきました。
――続編の反響や手応えはいかがですか。
平野:ありがたいですよね。放送中の反応を見ていると、「いいところを突いてくれるな」と思う方もいて。作品を深く観てもらえているのがうれしいです。物語の先を読んでくれたり、理解しようとしてくれたりする。以前は、ドラマをわかりやすく作ろうとしていましたが、少し含みを持たせて描いても推測してもらえるんだ、と思えるようになりました。
宋:前作を観ていない方にも楽しんでもらえるように第1話を作り、第2話からストーリーが展開していく構成にしています。一方で、前作から観てくださっている方々は、私たちと同じくらい愛を持って盛り上がってくださっている。前作を全話配信していることもあり、新しく観てくださる方と、ずっと待ってくださった方が一緒に楽しんでくださっているのを感じます。
